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げんき情報

口内炎

口内炎を予防するには、口の中の清潔とバランスのよい食事を!

平成19年9月30日放送/平成29年5月更新

「口内炎」は1週間程度で自然に治るものがほとんどですが、2週間以上たってもよくならない場合や痛みがひどい場合、症状が繰り返して起こる場合などは、ほかの病気の可能性もあるので、耳鼻咽喉科や皮膚科で診察を受けましょう。

●「口内炎」とは

  何らかの原因で、口の中の粘膜や舌に起こる炎症を、総称して「口内炎」と言います。「口内炎」には多くの種類がありますが、もっとも多いのが「再発性アフタ」と呼ばれるもので、直径5ミリ程度の白い潰瘍が繰り返し起こります。原因ははっきりしていませんが、1週間ほどで自然に治る場合がほとんどで、あまり心配はいりません。

●「口内炎」の原因は

  歯ブラシがぶつかったり、誤って噛んでしまったりするなどの物理的な刺激や、ウイルス・かび・細菌の感染、金属アレルギーなど、口の中の原因によって起こる場合と、ビタミンC不足などによる栄養障害、自己免疫異常の病気、薬物アレルギー、胃腸障害など、全身的な原因によって起こる場合があります。
 日頃から、口の中を清潔に保ち、歯を磨く時には粘膜を傷つけないように正しいブラッシングを行うほかに、栄養バランスのよい食事を心がけるなど、全身の健康にも気を配るようにしましょう。

●「口内炎」になったときには

  • しょうゆや香辛料、たばこ、お酒など刺激物はなるべく控える。
  • うがいや歯磨きを心がけ、口の中を清潔に保つ。
  • 歯を磨くときに、患部を傷つけないように気をつける。
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