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大阪府医師会について

会長あいさつ

 大阪府医師会の茂松です。

 若葉の緑がまぶしく輝く季節となりました。5月は例年であれば大型連休で、帰省や国内外への旅行など各地で賑わいをみせるところです。しかし、大阪においては、英国型の変異株の影響による新型コロナウイルス新規感染者数の急激な再拡大で、4月25日から3度目となる「緊急事態宣言」が発令されました。

 緊急事態宣言下では、飲食店やカラオケ店・大型量販店などに対しての休業や時短要請、また無観客でのイベント開催が求められています。府民へは不要不急の外出自粛、路上や公園での集団飲酒などへの注意喚起、経済界に対しても午後8時以降の勤務を抑制するなど、徹底した対策で臨んでいます。

 大阪では重症患者が重症病床数を上回り、たとえ重症化しても転院できずに軽症中等症の受入病院での治療を余儀なくされている状況です。また、新型コロナ以外の救急医療にも一部制限がかかっており、大阪の医療体制は極めて厳しい状況を迎えています。一方、新型コロナワクチン接種については、4月中はワクチンの入荷にも限りがありましたが、5月の大型連休明けごろからは接種の本格化に対応できるだけの量のワクチンが供給される予定です。

 大阪府医師会では4月8日に、大阪府内の5大学附属病院、公立・公的病院、病院団体などで構成する専門家会議を開催し、「不足する重症病床の確保」や「看護師不足」、更には「後方支援病院での病床確保」といった早急に対応しなければならない課題をまとめ、国や大阪府に要望書を提出いたしました。

 今後も、大阪府医師会は、新型コロナ対策だけでなく、その他疾病治療や救急災害医療に加え、健康診断など予防医療を含めた地域医療全般を見据えた施策、また国民皆保険制度を守る活動に尽力してまいります。今後とも、より一層皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。