ABOUT US
大阪府医師会について

会長あいさつ

 大阪府医師会の茂松茂人です。

 去る令和4年5月26日の大阪府医師会臨時代議員会で会長に選任・選定されました。みなさまのご支援に厚く御礼申し上げます。

 さて、私が会長に就任いたしました同時期の5月20日、日本医師会の役員改選に関する公示がなされました。中川俊男・前日医会長が退任を表明されたことで、日医に新たな執行部が誕生する見通しとなりました。

 この2年半、新型コロナウイルス感染症という国難に、医療という立場から全力で関わってまいりました。救える命を救いたい――。現場で培ったコロナ対策を政策にいかすべきだという気持ちが日増しに強くなっておりました。そして、新たな日医執行部に加わり、政府や厚生労働省に現場の意見を伝えることが大事なのではないかと考えるようになってまいりました。重責を担う大阪府医師会長に就任したばかりで、会員のみなさま、府民のみなさま、関係機関のみなさまにご迷惑をおかけすることも重々承知しておりましたが、悩んだ末に日医副会長として役員選挙に立候補すると決めました。6月25日に行われた第151回日医定例代議員会におきまして、トップの得票数で副会長に選任・選定いただきましたことは、全国の医師会員のみなさまに私の主張が受け入れられた結果だと感謝しております。

 かかりつけ医機能の制度化、医療デジタルトランスフォーメーション、マイナンバーカードによる保険証など、医療を巡っては改革の議論が尽きません。しかしながら、効率化やIT化の推進が本当に「患者さん中心の医療」を導くのでしょうか。もちろん、患者さんの利便性を高め、健康増進につながるような改革は必要です。ですが、現状を鑑みると、「患者さんの視点」が抜け落ち、形だけが先行しているように感じます。現場の意見を吸い上げ、日医内部でしっかりと議論した上で、「国民中心の医療」を提言していきたいと考えています。

 最後になりますが、8月31日をもって大阪府医師会長の責を辞することといたしました。近日中に役員の補欠に伴う臨時代議員会を開催することとなります。私は、医師会活動の原点は現場にあると考えています。今後も大阪府医師会執行部の一員として、地域と中央との橋渡し役を担っていきたいと思っています。皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。

第16代 大阪府医師会長
茂松 茂人