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大阪府医師会について

会長あいさつ

 大阪府医師会の茂松です。

 日ごとに秋の深まりを感じるようになりました。10月上旬は台風の接近と秋雨前線の影響で天候不順な日が続いておりましたが、ようやく秋晴れの行楽シーズンを迎えようとしています。これから日増しに秋の深まりを感じる季節となりますが、朝夕は冷えて参りますので、体調管理にはくれぐれも気を付けていただきたいと思います。

 さて、新型コロナウイルスの世界での感染症者数は、10月半ばに4千万人を超えました。アメリカ・インド・ブラジルが上位を占める中、スペイン・フランス・イギリス・イタリア・ドイツなど欧州でも、感染が再び急速に拡大しており、新たな規制を導入する動きも広がっています。一方、国内では、今のところ感染の急激な増加も減少もなく、小康状態が続いているように見えます。私ども医療者としては、気を緩めることなく院内感染、施設内感染を限りなくゼロに近づける工夫や努力を継続していく必要があります。

 なお、幸いなことに日本と季節が反対の南半球では、冬の間のインフルエンザ感染者が激減し、日本でも今のところ同感染者数は、昨年の同じ時期に比べて極端に減っています。このままの状態で推移することを願っておりますが、本会では、秋冬の発熱患者に「かかりつけ医」が適切な医療を提供できるよう、行政、保健所、病院団体などと連携しながら環境整備に取り組んで参りました。流行の度合いによっては新たな課題も出てくると思いますが、適切な医療を提供できるよう走りながら努めてまいります。

 また、医師会や専門医会をはじめとする団体では、各種研修会などイベントの開催も増え始めました。新型コロナウイルス感染防止のため、通常とは異なりオンライン併用や人数を制限したものも多くありますので、ご注意の上、参加くださいますようお願いいたします。

 更に、経済の方に目を向けると、生活様式の変化などからこの「コロナ不況」は当面続き、企業の倒産や失業者が増えることが予想されます。「経済的弱者が健康弱者になる」ことがないように、その状況に対する社会保障の機能を維持・向上させることが重要です。

 大阪府医師会では今後も、国民の命と健康を第一に考え、国民が安心して暮らしていける国民皆保険制度を守るため、真摯に取り組んでまいりますので、医師会活動へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。