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大阪府医師会フォトギャラリー

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フォトギャラリーでは、会員のみなさまの作品を紹介しています。
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四季折々の美しい風景や名所など、投稿をお待ちしております。
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撮影者:出口浩之(堺市医師会)
撮影場所:兵庫県神崎郡神河町作畑 大歳神社付近
撮影日時:2025年11月16日
神河町の山間部、越知川上流、大歳神社の南50mの県道岩屋生野線、道路の山側に三段重ねの重箱のような形をした巨石がある。この地域では重箱石と呼び親しまれ、また、お願い事や誰にも知られたくない秘め事、秘密封じの場所として人々の信仰を集めてきた。一段目の石は人の背丈ほどある。右下の黄色い立て看板がなければ見逃してしまうほどに周囲の森と一体になっている。地質的には白亜紀後期の大規模な噴火・火砕流によって形成された笠形山層の、板状・柱状・方状・四角形状に割れやすい性質を持つ溶結凝灰岩である。
撮影者:出口浩之(堺市医師会)
撮影場所:和歌山県海南市藤白 藤白坂付近
撮影日時:2025年11月19日
斉明天皇4(658)年11月11日、蘇我赤兄(そがのあかえ)の裏切りにより熊野古道・藤白坂の露と消えた悲劇の皇子、有間皇子(640-658)の墓(右)と万葉の歌碑(左、昭和27年11月忌日、海南市教育委員会、建立)である。「家にあれば笥(け)に盛る飯(いい)を草枕 旅にしあれば椎(しい)の葉に盛る」(万葉集 巻2-142)の歌は佐々木信綱博士の筆でこの歌碑に有間皇子御歌、「家有者笥尓 盛飯尓草枕 旅尓之有者 椎之葉尓盛」の五言絶句の漢詩として刻まれている。この左手から急勾配の藤白坂が始まる。わが故郷の歴史的史跡でもある。
撮影者:出口浩之(堺市医師会)
撮影場所:滋賀県大津市石山寺1-1-1 石山寺境内
撮影日時:2025年11月5日
古来より奇岩・怪石の露出する岩山(現、伽藍山)であったことから名づけられた地名である石山、この地に天平19(747)年、聖武天皇の勅願により一寺が建立され、石山寺と名付けられた。山全体を覆う珪灰石は石灰岩やチャートの層に花崗岩などの火成岩が入り込んだ熱変性の影響(接触変成作用)でできたケイ酸カルシウムを主成分とする岩石で世界的にも珍しい。多宝塔をのぞむこの巨大な珪灰石の岩塊は大正11(1922)年3月8日に国の天然記念物に指定されている。またここ石山寺は紫式部が源氏物語を執筆したところで文学の寺としても名高い。