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関西テレビ「げんきの素」

認知症の予防

原因となる病気を治療し、創作的な趣味を持つことなどによって予防できます。

平成18年9月17日放送

認知症は残念ながら、決め手となる治療法はありません。しかし原因となる病気を治療したり、
ライフスタイルに気をつけたりすることによって、認知症を予防することができます。

●単なる物忘れと認知症の違い

 単なる「生理的な物忘れ」と、認知症による「病的な物忘れ」とは大きく異なります。「生理的な物忘れ」は、歳をとれば誰にでも起こるもので、その程度も軽く、じっくりと考えれば思い出すことができます。しかし、認知症による「病的な物忘れ」の場合、「朝食の内容だけでなく、食べたこと自体を忘れる」など、体験や出来事を丸ごと忘れてしまったり、自分が病気であるという自覚がない、どんどん進行して社会生活が不可能になる、などが特徴です。

●認知症の原因

 認知症の約8割は脳血管障害かアルツハイマー型です。

  • 脳血管障害性認知症…脳梗塞により、脳への血液が止まったり、少なくなったりして脳細胞が死滅することが原因。脳梗塞を引き起こす動脈硬化、高血圧、糖尿病などにならないようにしたり、治療することによって認知症を予防することができる。
  • アルツハイマー型認知症…脳細胞が徐々に死滅していく病気で、原因はよくわかっていない。

●認知症の予防

 認知症の原因となる動脈硬化、高血圧、糖尿病などを治療する以外に、次のような生活を心がけることによっても認知症を予防することができます。

  • 絵画や陶芸、文章を書くなど、創作的な趣味を持つ。
  • 友人と会話を楽しむ。
  • 自分でできることは、できるだけ自分でやる。
  • 引っ越しなど、あまり環境を変えない。
  • かぜなどをこじらせないように、早めに治療する。
認知症の予防