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大阪府医師会フォトギャラリー
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大阪府医師会フォトギャラリー
フォトギャラリーでは、会員のみなさまの作品を紹介しています。
スマートフォンで撮影されたお写真でも結構です。
四季折々の美しい風景や名所など、投稿をお待ちしております。
※クリックで拡大します。
撮影者:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ペンタックスiSTD
撮影場所:京都府向日市物集女町中海道・竹の径
竹の径。
東は比叡山、西は愛宕山を頂点に山で囲まれた京都。その中でも西山丘陵は嵯峨野から大山崎まで12キロにわたる竹薮の丘陵で、竹は京都周辺の景観には欠かせないものとなっている。
竹は「古事記」にも登場し、日本の最古の小説も竹を題材にした「竹取物語」がある。竹から人が生まれるという発想は中国の仏教思想の影響を受けたものである。
このように古くから人々に愛され続けている竹、そして竹林が見せる様々な表情を捉えてみた。特に物集女町にある紫雲山来迎寺に因んだよく整備された来迎寺垣に囲まれた竹林とが申し分のない景観。それに初夏のいきいきした新緑が心を癒してくれたのである。
撮影者:松尾康史(枚方市医師会)
撮影場所:石垣島(1)、波照間島(2)(3)
撮影日時:平成28年10月9日~11日
(1)『軒先からパパイヤ』
沖縄県では、「パパイヤはそこらへんになっているのを取ってきて食べる物 マンゴーは他人様から戴いて食べる物」だそうです。石垣島市街地を散策中、民家の軒先にパパイヤがなっていました。
(2)『道端にひっそりとパパイヤ』
波照間島上陸後、徒歩で田舎道を移動中、たわわに果実をつけてもひっそりと生えるパパイヤの木がありました。やはりパパイヤはそこらへんになっているものでした。マンゴーにはなれません。
(3)『波照間島のマンホール』
ご存じ波照間島は有人日本最南端の地です。また南十字星が美しく輝く島としても有名です。美しい海や空の風景だけでなく、皆様どうか足元下もご覧下さい。マンホールの模様がロマンチックでしょ!
撮影者:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:京都府京田辺市飯岡
千数百年以前より、平城京と平安京は、木津川を越える重要な街道で結ばれていた。その渡しは「飯岡の渡し」と呼ばれ、交通の要衝地としてされていた。そしてそこには「渡し場」独特の悲喜交々の物語が展開されたことが想像される。
しかし、木津川は今も変わらない往年の姿で滔滔と流れ、ススキの穂がしなやかな姿を見せる頃ともなれば、河畔には爽やかな風がやってき、光を受けてほのかに輝くススキが頭を垂れる様子は、初秋の象徴である。
彼方の対岸と滔滔と流れる川、ならびに白色の州浜に往年の飯岡の渡しの面影が偲ばれ、そして手前の風にそよぐススキとの対比は、見応えのある風景であり、長い時間を経たものならではの面白さがある。
それは、否定や羨望というイメージではなく、現在(いま)に生きることを痛感させるものである。
撮影者:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園自然文化園・花の丘
秋に咲く代表的な花のひとつがこのコスモスでしょう。そして近年では、種々の種類のコスモスが見られるようになり、我々の眼を愉しませてくれます。
この花は写真のモチーフとしてはポピュラーですし、ほどよい大きさの花でもあり、とても撮りやすい被写体だと言えます。しかし、ただ漠然と写しただけではやはり物足りないので、何か一工夫がほしいと考えてみました。
コスモスのどこに魅かれるか明確にし、的を絞ることで新鮮なアイデアを絞ってみました。光に透ける花びらのデリケートな風合いや、バックの絡み具合を配慮して絵作りをしてみました。
撮影者:伊藤一男(阿倍野区医師会)
撮影機材:ニコンD100
撮影場所:吹田市万博記念公園・日本庭園
ハギはマメ科ハギ属の総称で、アジアと北米を中心に広く分布しますが、花が美しいのは東アジアの種に限られるそうです。
秋の七草のひとつとして、万葉の昔から歌に詠まれ愛されてきました。
マメ科特有の赤紫の小花を細長い枝いっぱいに咲かせ、野辺の風に揺れる姿はいかにも涼しげに映ります。
ハギは、散り溢れる様に雅趣があると、古来より讃えられています。花弁を中心に、特徴のある三出複葉の葉との配列を整え、クローズアップ主体の画面構成とし、緑の葉陰に下がる花弁が、水中を浮遊するクリオネをイメージして、緑の背景に浮き立つハギを描写しました。