フォトギャラリー

和紙に絵を描くように

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：大阪市中央区・大阪城公園

日本を代表する花である梅を、和の味わいを盛り込んで表現したい――。
そのポイントのうちのひとつが、柔かい光の下で撮影する曇天の空模様と思い、撮影に出かけた。
曇天の空模様の場合、メインカットのような繊細な優しい表現が可能で、背景を白く飛ばし気味にして、真白な和紙のように表現し、そこに梅の花・枝を配置してみた。

ロウバイ

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：大阪市中央区・大阪城公園梅林

陽が傾き始めた頃の状況で、光を浴びて輝くロウバイの花をとらえてみました。一枝の中の一輪に焦点を合わせ、周辺に咲いている花はボケ味で描写しています。それぞれの花が光に透けて鮮やかな色合いで煌き、その姿が温もりを憶えるボケとして表現することができました。

ライオン／ケニア

撮影者：能田貞二 （堺市医師会）

ケニア南西部 タンザニアとの国境沿いにあるマサイマラ国立保護区で撮影しました。　
夕日に輝く草原で至近距離から撮影しました。

葉牡丹

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影場所：京都市北区府立植物園

葉牡丹の行列です。

冬の花々

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：：ニコンＤ１００

撮影場所：京都市左京区下鴨半木町・京都府立植物園

カンツバキ
葉牡丹
不詳、北米産

絵馬・干支（猪）

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：京都市左京区下鴨泉川町・下鴨神社

猪突猛進とたとえられている。

写実から装飾へ

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：鳥取県日野郡日野町根雨

日本の芸術性知性は、あらゆる時代、あらゆる流派において、写実から装飾へという宿命の道を歩むようである。日本の芸術が、文学を含めて、写実から装飾へという、完成への道を歩む宿命にあるらしいことは、例えば谷崎潤一郎や川端康成と、堀辰雄とかのような小説家の例をみても分かることであろう。「日本の写実主義と装飾主義とは楯の両面だ」という名言を吐いたのは、三島由紀夫だった。マニエリスム的装飾主義者のなかで、最も気違いじみているのが江戸中期の伊藤若冲であろうと思われる。
その彼の「群鶏図」をヒントに写真に置き換えを狙ってみました。

砂糖菓子の家　プエブラ／メキシコ

撮影者：能田貞二 （堺市医師会）

メキシコシティから車で２時間くらいのところにある「プエブラ」。この町に「砂糖菓子の家」という可愛い名前の建物（博物館）があります。赤色タイルで飾られた壁と白色クリームのような屋根が砂糖菓子のように見えることからこの名前が付けられたそうです。

紅葉と光

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：京都市北区上賀茂神社

紅葉は光により様々な表現をする。

照葉（紅葉）

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：京都市北区上賀茂神社

晩秋の陽光を受けた紅葉の赤の素晴らしさに魅了され、感動しました。
赤の色合いはモチーフによって様々で、陽光を全面に受けた紅葉の赤は鮮やかですが、色自体が激しいだけに、難しい色です。
紅葉の赤には、激情や熱い思いが内に宿っているように感じられ、命を象徴するような赤色を主調に描いた作品に挑み続けようとする私のパッションが潜んでいるのかも知れません。

　空に透き紅葉、いちまいづつならぶ　　素逝
　紅葉せり何もなき地の一樹にて　　　　静塔

妖婉

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影機材：ニコンＤ１００

撮影場所：京都市北区上賀茂神社

繊細で優しい色のグラデーションが魅力的な紅葉です。背景のボケ味やメインの紅葉が少し浮き上がるような遠近感を生みだしました。絵の雰囲気を壊さず、いいところでカットしました。

橋を渡る紅葉　小石川後楽園／東京都

撮影者：能田貞二 （堺市医師会）

石の配置が綺麗な大堰川（おおいがわ）と赤い小さな橋は通天橋です。
橋を渡るのは人間だけではなさそうですネ。　

真紅のケシ 　ほか

撮影者：前田史一（東成区医師会）

①「真紅のケシ」
撮影日時：平成30年８月

ヒマラヤでは幻の青いケシが有名ですが、ポタラ宮周辺は真紅のケシも多くみられ、紅宮と呼ばれる宮殿の中でも聖空間であると同時に政権にとっても重要な象徴性を帯びた場所が同色に照らされる姿は尊さをも感じる情景でした。

「聖なる湖」
撮影日時：平成30年８月

チベットの聖なる湖ヤムドゥク湖、標高4,500メートルを4,998メートルの頂より見下ろした瞬間の美しさに目を奪われ、吸い込まれるような感覚でした。

朝もや漂う上高地、ほか

撮影者：齊藤嘉一（枚方市医師会）

①「朝もや漂う上高地」
撮影日時：平成30年10月21日
　　　　　　　　　　　　　　　　　
早朝夜明け直後30分ほど現れ、穂高連峰が幻想的な風景に。

②「大正池に雄姿を映す穂高連峰」
撮影日時：平成30年10月21日

前日の風雨が収まり、早朝の大正池に快晴の下、逆さ穂高連峰が映されていました。

③「八ヶ岳を背景に秋の東沢大橋」
撮影日時：平成30年10月22日

紅葉の時期を迎え、八ヶ岳を背景に”赤い東沢大橋”が見られました。

紅葉

撮影者：伊藤一男（阿倍野区医師会）

撮影場所：鳥取県日野郡日野町滝山公園

秋酣が感じられる。