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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪府医師国保 第2回通常組合会

府医ニュース

2024年4月17日 第3069号

令和6年度予算および規約の一部改正を承認

 大阪府医師国民健康保険組合(理事長=高井康之・大阪府医師会長)は2月22日午後、府医会館で令和5年度第2回通常組合会を開催。事業経過を報告したほか、組合規約の一部改正や6年度歳入歳出予算を審議した。
 はじめに高井理事長が開会あいさつ(豊田紘生副理事長代読)。まず、現在当組合が抱える課題を説明。国は所得水準が高い国保組合の国庫補助率引き下げや廃止を検討事項に挙げているとし、今後の動向を危惧した。さらに、団塊の世代の後期高齢者医療制度への移行による被保険者減少や高額医療費など、医師国保を取り巻く環境は非常に厳しいと述べ、適切な運営に努めたいとした。
 次いで、山田晃久副理事長が事業経過を報告。久禮三子雄監事【"禮" は "ネ" (しめすへん)に豊】より監査報告の後、山田副理事長より規約の一部改正に関する報告があった。続いて、豊田副理事長、廣瀬一史理事、西部俊三理事から、①5年度歳入歳出補正予算②規約の一部改正③6年度事業計画および歳入歳出予算④同役職員退職積立金処分⑤同法令遵守のための実践計画策定――について提案がなされ、いずれも可決決定された。
 最後に高井理事長が、厳しい状況であるが、運営を継続していくために尽力すると語り、協力を求めた。