令和５年度特定健診受診率向上のための地域と医師会との連携強化事業を実施

　かかりつけ医から特定健診の受診勧奨を行うことにより、受診率を向上させることを目的に、大阪府医師会は令和３年度、４年度と「特定健診受診率向上のための地域と医師会との連携強化事業」を実施。豊中市・枚岡・河内・布施各医師会の医療機関を対象としてポスターの掲示やリーフレット配付による受診勧奨活動、「特定健診・特定保健指導実施率向上に向けたアンケート」による特定健診・特定保健指導実施医療機関の実態調査等を展開してきた。

「特定健診・特定保健指導推進ガイド」を作成し、府内全医療機関へ配付

　５年度は、「特定健診・特定保健指導推進ガイド」作成に着手。「特定健診・特定保健指導推進ガイド作成委員会」において、これまでの本事業での結果を基に、かかりつけ医が日常診療の中で実践できる、特定健診の受診勧奨もしくは特定保健指導の実施勧奨の方法等をまとめ、大阪府内全域において効果的な勧奨が行われる端緒として、府内全医療機関へ配付した。
　また、本ガイドの配付に先立って、郡市区等医師会および市町村担当部局を対象に、「特定健診・特定保健指導推進ガイド説明会」が開催され、特定健診・特定保健指導の重要性や、本ガイドの使用方法等について解説があった。説明会の様子は、府医ホームページ（トップページ>医師・医療関係者のみなさまへ>研修会動画・学習用資料）に掲載予定。
　今後は、本ガイドの効果や使用方法等の検証を行い、特定健診受診率向上に向けた取り組みへとつなげていく予定である。
　詳細は、府医地域医療１課（電話06―6763―7012）まで。