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医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース

2024年1月17日 第3060号

 ◆新しい年が始まった。2024年はどのような年になるだろうか。未来のことは分からないが、今年こそは良い年になることを期待していた。
 ◆しかし、新年早々1月1日に能登半島で非常に大きな地震があり、甚大な被害が出た。翌2日には羽田空港で大変な航空機事故があり、3日には北九州で大規模な火災が発生した。世界ではウクライナ、パレスチナ両地区で激しい戦闘が今も続いており、死傷者の数が日々増加している。どちらも短期間での収束は望めそうにない。
 ◆新型コロナ感染症の感染症法上の扱いが5類に変更されたことによって、人の流れはコロナ禍以前の状態に戻りつつあるが、現在もこの感染は継続しており、収束したとはとても言えない状況である。我々医療従事者は、引き続き感染症対策に多くの労力を必要としているが、人件費や諸経費の増加に見合った診療報酬改定を望める可能性が低いことも問題となろう。
 ◆至る所で混沌とした状態が続いており今年もまた、多くの諸問題に翻弄される年となりそうである。(浩)