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府医ニュース

2023年2月1日 第3026号

 コロナ禍が始まって以来初の行動制限のない年末年始、遠方に住む娘一家が3歳と1歳の孫を伴って我が家に滞在しました。
 来る前にリビングの床にプレイマットを敷き詰め、孫の手の届きそうなところから危ない物を片付け、戸棚にはロックをかけ、とまるで台風に備えているようでした。
 娘夫婦は共働きですが、私は日頃子育てを手伝えていません。育休もなく、何の制度もなかった私の若い頃、子育ては実母、義母に頼っていました。当時は孫がいるようになってもフルに働いている自分を想像していませんでした。老後(って、いつ?)は孫の世話と趣味で過ごすと漠然と思っていました。
 娘夫婦は父親が育休、有休、在宅勤務を利用しながら、二人で何とかやっています。ちなみに息子も制度を利用しながら、子育てに関わっています。身近な例しか知りませんが、時代の変化を感じます。
 日頃ほとんど手伝えない埋め合わせに、滞在中は娘夫婦にゆっくりさせてあげたいと思って老夫婦で頑張りましたが、幼児のパワーは凄かったです。1年の仕事の疲れも出たのか、後半私がダウンしてしまい、おかげで娘の夫の手料理を食べるという貴重な?経験をしました。
 正月明け、保育園が好きな孫は、母親に「明日からまた保育園に行こうね」と言われて、あっさり帰って行きました。
 台風一過、「また来るかも」とプレイマットはそのままです。(瞳)