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医師・医療関係者のみなさまへ

豊中市、枚岡、河内、布施各医師会で「受診勧奨月間」を実施

府医ニュース

2021年11月24日 第2983号

「特定健診受診率向上のための地域と医師会との連携強化事業」を受託

 大阪府医師会は、大阪府からの委託事業として、豊中市、東大阪市を対象とした、「特定健診受診率向上のための地域と医師会との連携強化事業」を実施する。
 大阪府での特定健診受診率は、各医療保険者より受診率向上のための施策が行われているものの、全国の中では低く、また、府内市町村の地域差も見受けられる状況が続いている。そこで、本事業により、市町村と医師会、医療機関の連携体制を構築し、かかりつけ医による効果的な受診勧奨につなげることで、地域の特定健診受診率向上を図ることとなった。
 事業に先駆けて、10月27日に豊中市、枚岡、河内、布施の各医師会担当役員を対象とした説明会が開催された。説明会では、大阪府、東大阪市、豊中市の各国民健康保険担当者より、特定健診受診率の状況や、受診率向上に向けた取り組みの説明があった後、宮川松剛理事より、事業実施の意義や、事業内容、今後のスケジュール等が示された。
 今後は、12月の1カ月を「受診勧奨月間」として、事業に参画いただいた特定健診実施医療機関にて、ポスターの掲示やリーフレットの配付などによる受診勧奨を行い、受診率向上に取り組む。
 本事業に関心のある方は、府医地域医療1課(電話06―6763―7012)または大阪府健康医療部健康推進室国民健康保険課事業推進グループ(電話06―6944―7049)まで。