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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪府医師国保 第2回通常組合会

府医ニュース

2020年6月24日 第2932号

令和2年度歳入歳出予算等を承認

 大阪府医師国民健康保険組合(理事長=茂松茂人・大阪府医師会長)は令和元年度第2回通常組合会を2月27日午後、大阪府医師協同組合で開催。事業経過を報告したほか、令和2年度歳入歳出予算等について審議した。
 砂川満議長による開会宣言の後、茂松理事長があいさつ。まず、減少傾向にある被保険者数の動向に触れ、被保険者数の減少は組合の根幹を揺るがすとして、全国医師国民健康保険組合連合会をはじめとする保険関係者団体との連携を図りながら積極的に対応していくと訴えた。次に、今後も増加が見込まれる超高額薬剤を話題に挙げ、財政圧迫につながる要因になり得るとして、その動向に注視していかねばならないと指摘した。また、国の施策である予防・健康づくりに沿った保健事業の実施、特定健診・特定保健指導の受診率向上、3年3月に始まるオンライン資格確認への対応等が必要と述べ、「医師国保を取り巻く環境は非常に厳しい」と言及。今後も役職員が一丸となって運営に努めていくとした。
 続いて、山田晃久副理事長が事業経過を報告。杉本睦子監事より監査報告があり、長等理事より規約の一部改正、廣瀬一史理事より令和元年度歳入歳出補正予算に関する報告がなされた。議事では、豊田紘生副理事長および廣瀬理事が、①令和元年度歳入歳出補正予算②組合規約の一部改正③令和2年度歳入歳出予算④同役職員の積立金処分⑤同一時借入金⑥同法令遵守のための実践計画策定――をそれぞれ提案。いずれも原案通り可決決定された。