第３期茂松執行部が決定

第316回府医臨時代議員会で選任・選定

　令和２・３年度の大阪府医師会役員等の選任・選定・選出を行う第３１６回臨時代議員会（代議員定数２７１名）が５月28日午後、府医会館で開催され、第３期茂松茂人執行部の陣容が固まったほか、日本医師会代議員等が決まった。

　代議員会には府医代議員２２７名が出席。慣例により谷本吉造氏（生野区医師会）を仮議長に進められた。
　あいさつに立った茂松会長は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてのＰＣＲ検査や宿泊療養施設への出務協力に対して感謝の意を表明。保健所機能が低下している中、会員各位の尽力により医療崩壊を防ぐことができたとする一方、公衆衛生機能の強化を国に働き掛けていくとした。また、府医定款に基づく本代議員会の概要について説明した。
　続いて、坂中勝・選挙管理委員会委員長（高槻市医師会）が登壇。代議員に円滑かつ正確な選挙事務の遂行への協力を求めるとともに、同委員会委員、投開票立会人・開票管理人を紹介した。
　府医代議員会議長の選出では、議場から岡原猛氏（堺市医師会）が推挙され、谷本氏に代わり議長席に着き、議事を進行した。次に、代議員会副議長には、井口和彦氏（旭区医師会）の推挙があり、選定された（いずれも再任。正副議長の任期は令和２年５月１日から２年後の４月30日まで）。
　議事では、次期就任の府医役員・府医裁定委員・日本医師会代議員・日医予備代議員の選任・選定・選出にかかる９議案が上程された。これらの推薦・立候補は５月21日午後５時に締め切られ、いずれも定数どおりであったため、投票は行われなかった。茂松会長は３期連続の就任となる。次期副会長には澤芳樹氏・中尾正俊氏・高井康之氏・加納康至氏の４名がいずれも再任、選定された。次期理事には、阪本栄氏を筆頭に現理事11名と新任２名が選任。監事は北村俊雄氏と前久保邦昭氏が再任された。府医裁定委員会委員は新任１名を含む11名が選任された（以上の任期は、２年６月25日開催の府医定例代議員会終結後から２年後に開催予定の定例代議員会終結時まで）。
　また、次期日医代議員・同予備代議員についても立候補者が定数どおり（各33名）であり、無投票で選出された。任期は２年６月27日から２年後の日医定例代議員会開催日の前日まで。

次期府医役員等の顔ぶれ

会　長

　茂松　茂人（再・茨木市・68）

副会長

　澤　　芳樹（再・大阪大・64）
　中尾　正俊（再・東淀川区・67）
　高井　康之（再・豊中市・68）
　加納　康至（再・北区・66）

理　事

　阪本　　栄（再・大阪狭山市・64）
　北村　良夫（再・旭区・62）
　宮川　松剛（再・生野区・61）
　鍬方　安行（再・関西医大・61）
　大平　真司（再・河内・63）
　笠原　幹司（再・布施・59）
　前川たかし（再・堺市・66）
　栗山　隆信（再・高槻市・64）
　森口　久子（再・守口市・60）
　星賀　正明（再・大阪医大・60）
　林　　朝茂（再・大阪市大・58）
　澤井　貞子（新・浪速区・61）
　永濵　　要（新・門真市・57）

監　事　

　北村　俊雄（再・都島区・77）
　前久保邦昭（再・中央区東・73）

代議員会議長

　岡原　　猛（再・堺市・74）

代議員会副議長

　井口　和彦（再・旭区・73）
（敬称略／カッコ内は再新元の区分・所属郡市区等医師会・年齢）
　府医裁定委員および日医代議員・同予備代議員の氏名は次号に掲載。