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医師・医療関係者のみなさまへ

守口市医師会70周年記念式典

府医ニュース

2019年12月25日 第2914号

諸先輩が築いた功績を引き継ぎ前進

 守口市医師会(賴將烈会長)は11月16日午後、創立70周年を記念し、式典および祝賀会を守口市内のホテルで挙行。会員・関係者ら約130人が集い、ともに祝った。

 賴会長は式辞で、昭和24年の設立以来、一致団結して多くの試練を乗り越えてきたとし、歴代会長をはじめとする諸先輩会員に感謝を述べた。また、市民保健センターや訪問看護ステーションの開設、各種事業の実施など、これまでの取り組みを紹介。会員と協力しながら、医療・介護におけるリーダーシップをとってきたとした。最後に、本日を契機として、「70年の歴史に責任を持ち、諸先輩が築いた功績を引き継ぎながら、前進していきたい」と新たな決意を語った。
 続いて、来賓として登壇した茂松茂人・大阪府医師会長は、同市医師会の地域に根差した活動に敬意を表した。また、中央情勢に触れ、今後の人口減少や超高齢化に伴う支え手の減少を危惧。給付と負担のバランスを巡って全世代型社会保障検討会議で議論が進む中、地域住民が安心・安全に暮らしていける社会の実現を目指し、国民とともに声を上げていく必要があると強調した。引き続き、中村誠仁・守口市副市長、江端将哲・同市議会議長、香川英生・寝屋川市医師会長が祝辞を披露した後、功労会員表彰が行われ、賴会長から表彰状が手交された。
 祝賀会では、村橋慶宣・同市歯科医師会長、増田眞一・同市薬剤師会長をはじめ、来賓より祝辞が述べられた。その後、口笛奏者の儀間太久実氏による演奏や、ゴスペルライブなどが行われ、祝宴を盛り上げた。