TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

地域包括診療加算・地域包括診療料に係る
かかりつけ医研修会 日医で開催

府医ニュース

2019年9月4日 第2903号

府医では411人が中継で聴講

 令和元年度「地域包括診療加算・地域包括診療料に係るかかりつけ医研修会」が8月25日、日本医師会で行われた。本研修会は、毎年1回実施されており、診療報酬における「地域包括診療加算」および「地域包括診療料」を算定する際の施設基準で、2年間で通算20時間以上の受講が定められている「慢性疾患の指導に係る適切な研修」の一部にあたる。当日の模様は日医から都道府県医師会に映像が配信され、府医では411人が聴講した。
 研修会では、①糖尿病②認知症③脂質異常症④高血圧症⑤服薬管理⑥禁煙指導⑦健康相談⑧介護保険⑨在宅医療――をテーマに、計6時間30分にわたって講演が行われた。病態の再確認に加え、最新のトピックスや治療法などを解説し、「かかりつけ医」として求められる役割を伝えた。すべての講義を受講した会員には、後日、府医から修了証明書を送付する。地域包括診療加算および地域包括診療料を算定する場合は、本研修会の受講証明を添えて近畿厚生局まで届出願いたい。また、届出日から2年ごとに「慢性疾患の指導に係る適切な研修」に関する受講証明書類を届出直しする必要がある。
 修了証明書の発行については地域医療2課(電話06―6763―7002)、近畿厚生局への届出に関しては保険医療課(電話06―6763―7001)まで問い合わせ願いたい。