かかりつけ医機能研修制度「応用研修会」

日医からの中継で受講

　「かかりつけ医」の在るべき姿を評価し、その能力を維持・向上することを目的に、日本医師会では、平成28年度より「日医かかりつけ医機能研修制度」を実施している。同制度における「中央研修」に該当する応用研修会が５月26日、日医会館で開催された。今回も日医テレビ会議システムを通じて、各都道府県医師会に中継動画が配信され、大阪府医師会館では３０４人が受講した。
　当日は、①かかりつけ医の感染対策②医療保険と介護保険、地域包括ケアシステムの構築③かかりつけ医に必要な生活期リハビリテーションの実際④終末期医療、褥瘡と排泄⑤多疾患合併症例⑥かかりつけ医の社会的処方――の各講演が行われ、受講者がかかりつけ医に必要な知識について理解を深めた。
　なお、府医における30年度同制度の新規申請者は１９９人で、31年４月１日付で申請者全員に認定証が交付された。また、府医は多くの会員に受講の機会を提供するため、当日の模様をＤＶＤ上映する形式で、応用研修会を９月29日および12月８日に開催予定。
　詳細は府医地域医療２課（電話06―６７６３―７００２）まで。