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大阪市北区医師会

府医ニュース

2018年11月28日 第2875号

指導医、研修医との「交流会」開催

 大阪市北区医師会(田淵義勝会長)は10月20日午後、大阪市内で「新卒後研修/指導医、研修医との『交流会』」を開催。同区内の臨床研修指定病院(北野病院・大阪府済生会中津病院・住友病院)の指導医と研修医および診療所の指導医など43人が参加し、親睦を図った。


 冒頭、田淵会長があいさつ。本催しが、研修医にとって診断・治療のノウハウを学ぶ機会となり、また、先輩や同世代と意見交換を行う場として役立つものになればと期待を寄せた。
 引き続き、藤原竜童氏(大阪府済生会中津病院循環器内科)が「救急診療における心電図診断から初期治療まで」と題して講演。心電図波形の中で、特に注意すべきポイントを解説した。あわせて、様々なケースの心電図を実際に確認しながら、心筋梗塞や心筋炎、心膜炎などの見分け方を示した。更に、患者の性別・年齢・体型なども考慮した上で適切に判断し、できるだけ早い処置を行うことが予後の改善につながると助言した。
 講演終了後には交流会が開催された。各病院の研修医の中から、代表者がスライドを使って発表。その様子に耳を傾けつつ、立食形式で軽食を取った。研修医や病院・診療所の指導医らは、楽しげに会話を交わし、和やかな雰囲気で懇親を深めた。