
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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将棋部だより
府医ニュース
2026年2月18日 第3135号
1月18日に今年最初の例会を大阪市中央区谷町の大阪府社会福祉会館で開催した。水仙が咲き始めていた。
「駆け抜ける馬のからだにひとすぢの音色ひびけり寒風のなか」と栗木京子さんは今年の初めに詠んだ。我々は今年も将棋を指しては心を鳴らすのである。
「笈(おい)の小文(こぶみ)」の旅で、松尾芭蕉は「冬の日や馬上に氷る影法師」と自己を客観視しながら瞑想に耽り、「西行の和歌における、宗祇(そうぎ)の連歌における、雪舟の絵における、利休の茶における、その貫道するものは一(いつ)なり」という認識に至った。我々は将棋も同じ芸の道だと思って修行に励むのである。
参加者は11人だった。岩崎明三段(小松病院/寝屋川市)がおよそ20年ぶりに参加した。長いブランクにもかかわらず、指し手に勢いがあった。2勝2敗と大健闘した。
昼休みに昨年の成績優秀者を表彰した。年間最多勝利は18勝6敗の手島七段(和泉市)で、2位が15勝9敗の東森五段(平野区)と準会員四段だった。皆勤が手島、東森、伊藤五段(野崎徳州会病院/大東市)、青谷三段(高槻市)、準会員四段で5人だった。敢闘賞が青谷に贈られた。
この日は僅差で決着がつく面白い勝負が多かった。全勝者がおらず、3人の3勝1敗者の中で規定により、優勝が東森、2位が松村六段(池田病院/東大阪市)、3位が手島になった。ほかの参加者は、濱田五段(東住吉区)、山中五段(福島区)、柿原三段(堺市)、準会員五段と準会員二段だった。
「越えてゆく山また山は冬の山」と種田山頭火は詠んだ。丙午の今年、我々は接戦を楽しみながら棋力向上を目指す。
入部をお望みの方は、いずみがおかメンタルクリニックの手島(電話0725-56-2727)までご連絡ください。
報告
手島 愛雄(和泉市)