
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2026年2月18日 第3135号
◆夜間中学校を訪ねた。習字の授業。外国人の中学生が、書き順やとめ・はね・はらい、線の幅を強調しての指導を受ける。日本語の書字の習得を目指す。
◆教科書の書体でも書字の特徴が目立つように作られている。子らにも書字のあり方をと。ところが、弱視や読み書き障害(ディスレクシア)の子らには線の幅の変化や独特な形は視認を妨げ、読みにくく勉強しづらい教科書体であるという。
◆ロービジョンの子らの読みにくさを改善しようと、分かりやすいゴシックの要素を取り入れ、角を丸くしたり線を均一にした上で書字の特徴を残す書体が開発された。UD(ユニバーサルデザイン)教科書体と呼ばれる。皆で一緒のインクルーシブな教科書に。
◆障害者の就労支援は大切な課題である。障害者で構成され、障害の範囲に限る業務に特化した特定子会社で雇用増へと。しかし、一つの過程としたい。障害者が一般社員と肩を接し、チームの一員となれるインクルーシブな職場を目指してほしい。UD教科書体の成果に習って。(翔)