福島区健康展

健康寿命の延伸を目指す

　福島区三師会および同区社会福祉協議会が主催する「福島区健康展」が10月18日午後、同区民センターで「見て、聞いて、作って楽しい」をテーマに開催された。開場前から多くの区民らが長蛇の列を成し、約480人が訪れた。
　開会にあたり、主催者を代表して中島滋郎・同区医師会長があいさつ。体調や心の状態は自身では気付きづらいため、本健康展が今後の健康維持への一助になればと語った。次に、工藤誠・同区長は、同医師会の活動に謝意を表し、区民の健康と長寿に向けて一層の連携を進めるとした。
　会場には関係団体による様々なブースが設けられ、医師会は医療相談・心電計測・ロコモ度テスト、歯科医師会は虫歯リスク度チェック・歯科相談、薬剤師会はお薬相談、非常時に備える「私の薬」作りなどを実施。各団体が実施した相談窓口に区民らが次々に訪れ、専門家らが丁寧に応じた。
　そのほか、iPadによる認知症チェック、食育ゲーム・レシピ配布、100歳体操、健康づくり関連図書の展示、障がい福祉サービス事業所で作られた製品の販売など、幅広い内容の企画が行われた。さらに、屋外ではノルディックウォークの体験会が行われ、秋晴れの下、熱心に取り組む姿が見られた。