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医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2025年11月5日 第3125号
第160回日本医師会臨時代議員会(定数380人/柵木充明議長〈愛知県〉)が10月4日午後、ウェブにより日医会館と各都道府県医師会をつないで行われた。今回は、釜萢敏氏(参議院議員)の日医副会長辞任などに伴い、日医副会長・同理事の補欠選挙を実施。立候補者がともに定数どおりであったため、ウェブ形式で開催し無投票での決定となった。
柵木議長が定足数を確認後、2人の議事録署名人(土谷明男代議員〈東京都〉、田名毅代議員〈沖縄県〉)の指名と議事運営委員会委員8人(近畿からは木下智弘代議員〈和歌山県〉)を紹介した。
松本吉郎・日医会長は開会あいさつで、今夏の参議院議員選挙における釜萢氏の当選に触れ、会員の協力に謝意を表明。後任となる副会長らの選任などについて、慎重な審議を要請した。
議事では、①日医副会長補欠選任・選定②日医理事選任――の件が一括上程され、松本・日医会長が、釜萢氏と日医理事を務めていた福田稠氏(熊本県医師会長)から、10月3日をもって辞任の申し出があったことを説明。福田氏が副会長候補たる理事に選任され、副会長として選定すること、蓮澤浩明氏(福岡県医師会長)を理事に選任することが過半数以上の賛成により承認された。いずれの任期も、当日から令和8年6月に開催予定の7年度に関する日医定例代議員会終結の時までとなる。
なお、ウェブを用いた決議では、各都道府県医師会において賛成する代議員が挙手し、全員が挙手した場合にのみ、事務局がテレビ会議システムの「手を挙げる」ボタンにて賛成の意向を示すこととなる。
柵木議長が閉会を宣言し、松本・日医会長があいさつ。引き続き会務運営に努めていくとして、一層の理解を呼びかけた。