第42回 専門医による心の健康なんでも相談

気軽に相談できる場を提供

　大阪精神科診療所協会（稲田泰之会長）は９月21日、「第42回専門医による心の健康なんでも相談」を実施。約250人が一般コーナーに来場した。当日は、大阪駅前ダイヤモンド地下街ディアモール大阪ディーズスクエア（円形広場）に特設会場を設営。パネルで仕切られた相談ブースでは、同協会所属の精神科医が42件の相談に丁寧に応じた。
　稲田・同協会長は、当催しについて「精神科領域の相談に対するハードルを低くすることが大きな目的。あくまでも相談の範囲となるが、気軽に話していってほしい」と語り、専門家にかかったことがない来場者自身の相談のほか、普段の受診に付き添えない患者家族が診療内容や処方薬について質問したり、セカンドオピニオンを求めたりする場としても活用されていると明かした。
　相談ブースの外では同協会の活動紹介や、「自殺予防」「アルコール関連問題」「認知症」に関するパネルを展示。通りかかった人々が足を止め、パネル展示などに見入る様子が多く見られた。