
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
府医ニュース
2025年8月27日 第3118号
◆車を運転中に、車線変更した時や、道を譲ってもらった時に、ハザードランプを数回点滅させて感謝を伝えたり、交差点で対向車線の右折待ちしている車に道を譲るため、ヘッドライトを点滅させて、先に行ってもらうことは日常的にある行為である。
◆しかしこの「サンキューハザード」や、「交差点パッシング」はトラブルにつながることもあるため、注意が必要である。自動車学校では教習中、感謝を伝える時は手を上げるなどの「ハンドサイン」をするように指導されており、誤解が生まれないように教本にも、その使われ方が載っているという。
◆また、クラクションを鳴らし感謝を伝える「サンキューホーン」は、道路交通法に違反する可能性があるので特に気を付けたい。
◆混雑した道での運転中、感謝を伝える時は、相手に誤解されないように配慮する必要がある。最近は対策商品も発売されている。「サンキューハザード」や「パッシング」は相手を思いやっての行動であるが、不要なトラブルを生まぬように慎重に行いたい。(浩)