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府医ニュース
2025年8月20日 第3117号
兵庫県医師会(八田昌樹会長)は5月24日午後、同医師会館で令和7年度郡市区医師会広報担当役員連絡協議会を開催し、同医師会の役員・広報委員会委員のほか、郡市区医師会役員やマスコミ関係者らが参集した。講演会では、阪本栄・大阪府医師会副会長が登壇し、自身が委員長として参画する日本医師会広報委員会によるSNSに関する調査結果や府医の広報活動などを伝えた。
久野文氏(兵庫県医師会広報委員会副委員長)の司会で始まり、三浦一樹氏(同医師会副会長)が開会あいさつ。次いで安尾健作氏(同医師会広報委員会委員長)より、6年度同医師会広報委員会の活動内容が説明された。懇談では、「地域における広報活動の取り組み」をテーマに、長田区・川西市・加古川・神戸市の各医師会役員が取り組みを紹介。効果や課題を報告した。
続いて、西口郁氏(同医師会常任理事)が座長を務め、阪本府医副会長が「SNSを活用した広報戦略」と題し講演した。まず、日医広報委員会で行った調査結果を基に、都道府県におけるSNSの導入状況などを詳説。今後は、活用事例の横展開により具体的なイメージを共有し、活性化を図っていきたいとした。
次に、府医が実施する府民調査の流れや扱ったテーマを提示。結果を会内委員会や担当課に提供することで、よりニーズに合った形で施策に反映できると述べた。広報分野においては、▽広報活動の評価▽ラジオ番組の認知度▽SNS利用率▽関心の高い項目――などの測定に役立ったと加えた。
最後に、主要なSNS媒体の特徴や運用におけるメリット・デメリットを解説した。府医が展開する勤務医部会公式LINEやX、YouTubeチャンネルなどを引き合いに、限られた予算内でより効率的・効果的に広報活動を行うため、パブリシティを意識した活動をしていると結んだ。
北垣幸央氏(同医師会理事)のあいさつにより閉会の後、懇親会では、参加者がこれからの広報活動の展望などを語り、交流を深めた。