
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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ボウリング部だより
府医ニュース
2025年7月2日 第3113号
令和7年5月18日、全日本選手権の男子は、13歳の中学2年生の選手が優勝しました。両手投げです。史上最年少優勝です。キャリア4年だそうです。
両手投げを見られたことがありますか。ボウリングは、普通には、親指(サム)、中指、薬指の3本をボールに入れて持ちます。親指が抜けた瞬間に腕を前から上へ上げることで回転がつきます。両手投げでは、サムを穴に入れません。中指と薬指だけではボールを落としてしまうので、利き手の反対の手で押さえます。そうすると強い回転をかけることが可能になります。デメリットとしては、両手で持つのでバックスイングが少ししかとれなくて、あまりスピードが出ません。
曲がりすぎることもあって、2投目でスペアをとるのが難しいこともあります。右投げの場合の10番ピンは片手投げでも難しいけど、右投げなら大きく左に曲がるので、10番ピンを取る時だけは片手で投げる人もいます。
両手投げは曲がりすぎて、とても取りにくいスプリットが出ることもあります。例えば、右投げの場合、2番8番10番などが残ると、2番ピンの左に当ててボールで8番ピン、2番ピンで10番ピンをとるのはとても困難です。
両手投げではストライクが出やすいように見えます。以前コーチに、「両手投げをやってみたいんです」と言ったら、「腰とかに負担がかかって痛めやすいからやめといた方がいいよ」と教えてくださいました。年寄りの冷や水かも。
全日本医師ボウリング大会でも、三重県の若手の両手投げの上手な選手がよく優勝しています。
これからボウリングを楽しんでみようという方も腕前は一切関係ありません。医師会員だけでなく、ご家族や従業員の方々も参加いただけます。ご興味のある方は、さの小児科クリニック(電話06-6864-7607/Eメール:tsuiteru281103@gmail.com)までご連絡ください。
報告 佐野 博彦(豊中市)