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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪城トライアスロン2025

府医ニュース

2025年6月18日 第3111号

医療救護を強力にサポート

 大阪城トライアスロン2025大会が5月25日、大阪城公園および周辺エリアの特設コース(大阪市中央区)で開催された。エリート部門(国際大会に位置付けられるアジアトライアスロンカップとして開催)のほか、スタンダード、スプリント、リレーの各カテゴリーで競技が行われた。

 大会の幕を切ったエリート部門の競技開始時はあいにくの雨天であった。本大会には海外からも選手が多数出場。スイム競技は、国内では唯一「お堀(大阪城東外濠)」を利用するコースとなっているほか、ラン・バイクの各競技も間近で観戦できる設定で、選手の熱い戦いに観客は目を奪われた。

前川理事が視察

 大阪府医師会は、2017年の第1回大会から医療救護を担当している。今大会も水沢慶一氏(水沢整形外科)、石田健一郎氏(大阪医療センター)、水島靖明氏(大阪警察病院)の3人が出務。また早朝より、前川たかし理事が視察に訪れ、大会や救護活動の様子を見守った。
 今大会の救護対応者数は31人。傷病別件数は多い順に、▽打撲・擦過傷11件▽摩擦水疱(靴ずれ)5件▽筋痙攣・筋肉痛5件――などが発生したが、出務医師らが各救護所で迅速に対応した。