献血推進協力団体等に対する大阪府知事感謝状贈呈式

ならびに厚生労働大臣表彰状・感謝状伝達式

　大阪府は毎年、献血運動の推進に貢献し、他の模範となる実績を示した団体・個人に対し、知事感謝状贈呈式ならびに厚生労働大臣表彰状・感謝状伝達式を執り行っている。本式典は新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いていたが、８月４日午後に大阪市内のホテルで４年ぶりに挙行。公務で出席が叶わなかった高井康之・大阪府医師会長に代わり、中尾正俊副会長が参列した。
　冒頭、主催者を代表して、吉村洋文・大阪府知事（渡邉繁樹副知事代読）があいさつ。「大阪府ではコロナ禍にあっても、年間約39万人から献血をいただいている」として、感謝の言葉を述べた。あわせて、将来にわたる安定的な血液の確保に向け、府民への普及啓発に引き続き取り組んでいくと語った。

中尾副会長が祝辞

　西尾良典・ライオンズクラブ国際協会３３５―Ｂ地区ガバナーに続き中尾副会長が祝辞を披露。献血運動の推進に謝意を表し、医療機関においては血液製剤の管理体制の強化や、適正な使用に努めていくとした。
　賞状の授与に移り、大阪府知事感謝状が個人11人および33団体、厚生労働大臣表彰状が４団体、同感謝状が13団体に贈られた。
　式典の閉会に際して、平山文也・大阪府赤十字血液センター所長が登壇。改めて献血推進活動に謝辞を述べるとともに、喫緊の課題である若年者層への普及啓発に注力していくと結んだ。