TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

本日休診

猛暑お見舞い申し上げます

府医ニュース

2023年8月16日 第3045号

 連日の35度超えの猛暑日です。地域によっては40度にならんとする猛暑の毎日が続いています。往診など用事があれば、それこそ「意を決して」外に出ますが、サングラスと日傘、飲料(できれば冷たい)を携行しないと、それこそ道中、行き倒れになりそうな。
 昭和の終わり頃、暖冬異変が話題となりましたが、当時はさほどの危機感もなく、むしろ暖かい冬に得した気分でもありました。平成になって暖冬は常態化し、この言葉は廃れてゆきます。この間にも、人類の旺盛な産業活動がもたらす、二酸化炭素、メタン、フロン類といった温室効果ガスが、大気中に大量に蓄積することによる熱吸収の増大の結果、気温が上昇し始め、地球温暖化に警鐘が鳴らされるようになりました。
 世界的な気温の上昇や、それに伴う海面の上昇が明らかとなり、令和になると地球温暖化による気候変動は、日本に「夏の酷暑」と「冬の厳寒」をもたらしています。「温暖化なのに?」と思って調べてみると、温暖化により北極の氷が減少し、シベリア沿岸部を移動する寒気団のルートが中緯度に変わるため、日本に大雪をもたらすのだそうです。
 ところで最近、ほとんど蚊に刺されないことに気付きました。気温が30度を超えたあたりから、蚊は活動性が落ち、庭では植木の葉っぱの裏にひっそりととまっていたりします。
 とりあえず蚊を真似ることにしました。(猫)