
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2020年10月28日 第2944号
令和2年度「地域包括診療加算・地域包括診療料に係るかかりつけ医研修会」が10月11日、大阪府医師会館で開催され、医師218人が聴講した。
本研修会は、診療報酬における「地域包括診療加算」および「地域包括診療料」を算定する際の施設基準で、2年間で通算20時間以上の受講が定められている「慢性疾患の指導に係る適切な研修」の一部にあたる。なお、現在、新型コロナウイルスの影響による研修会中止などを鑑み、既に届出されている医療機関は、研修に係る施設基準を満たせない場合においても引き続き算定は可能である。
今年度は、日本医師会が同研修会を開催しないことから、府医では「新規届出を希望する医師」を優先に、元年度研修会の録画DVDの放映により開催。計6時間30分にわたるもので、①糖尿病②認知症③脂質異常症④高血圧症⑤服薬管理⑥禁煙指導⑦健康相談⑧介護保険⑨在宅医療――をテーマにした内容となっている。
全講義の受講者には、後日に府医から受講証明書が送付される。なお、施設基準を満たし、地域包括診療加算および地域包括診療料を算定する場合は、本研修会の受講証明を添えて近畿厚生局に届出する必要がある。
修了証明書の発行については地域医療2課(電話06―6763―7002)、近畿厚生局への届出に関しては保険医療課(電話06―6763―7001)に問い合わせ願いたい。