TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

西日本最大規模の総合福祉展を開催

府医ニュース

2019年5月15日 第2892号

医療・介護・看護・福祉の最新情報を共有

 バリアフリー・慢性期医療展・看護未来展・在宅医療展2019が4月18日から20日の3日間にわたり、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された。バリアフリー2019は「高齢者・障害者の快適な生活を提案する総合福祉展」として開催され、今回で記念すべき25回目の開催を迎えた。

 4月18日午前に行われた開会式では、公務で出席が叶わなかった茂松茂人・大阪府医師会長に代わり、中尾正俊副会長が登壇。主催者のあいさつに続いて、祝辞を代読した。
 まず、これからの地域共生社会は、地域医療構想・地域包括ケアシステム・人材確保対策・働き方改革などが互いに関連しながら根幹を成していくものと言及。府医としても、新しいニーズに対応できる質の高い医療の実現を目指して、「府民が住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを最後まで続けられるように尽力したい」と述べた。また、「誰もが安心して受けられる医療・介護こそが府民・国民の幸福につながる」と語り、本催しを通じて高齢者・障害者とその家族に介護福祉の最新情報が提供され、福祉業界が活性化することを期待しているとした。
 期間中は382社・団体が出展し、最新の機器や製品などを紹介。今回は新たに、「栄養ケア・口腔ケア」「健康増進」といった、介護予防に焦点を当てたゾーンが新設された。3日間で延べ約8万8千人が足を運び、会場は連日にぎわった。