
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2018年7月25日 第2863号
大阪府女医会は6月17日午後、大阪市内のホテルで第10回総会を開催。会員、関係者など65人が参加した。
議事では、西嶋攝子氏(前会長)のあいさつに続き、議長・副議長を選出。その後、平成29年度事業報告・収支決算および監査報告、30年度事業計画・予算がそれぞれ承認されたほか、理事・監事・評議員が選任された。また、総会閉会後に臨時理事会が招集され、杉本睦子氏が新会長に就任した。
続いて実施した講演会では、川島佳代子氏(はびきの医療センター耳鼻咽喉科主任部長)が「アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎における最新の知見」をテーマに登壇するとともに、同医会から招かれた茂松茂人・大阪府医師会長が「最近の医療情勢について」と題し、医療界・医師会を取り巻く諸情勢について解説した。
はじめに茂松・府医会長は、22年から29年までの歳入歳出の推移に触れ、7年間で15.1兆円の税収増に対し、社会保障費などの政策的経費支出は2・3兆円増にとどまると指摘。社会保障費の抑制は公平性欠如や格差拡大につながると述べ、社会保障の充実により、国民不安の解消に努めることが重要とした。また、医師会が果たす役割として、▽かかりつけ医▽学校医▽産業医――に言及。それぞれを推進させることで健康を増進し、ひいては格差社会の解消につながるとの見方を示した。一方で、医療提供側の献身的な努力には限界があると語り、医療関係団体が互いに協力することが求められると強調。患者のため、そして国民の健康のために、日本の医療をしっかりと守っていかねばならないと力説した。