関西医大が創立90周年式典

100周年目指し進化を続ける

　関西医科大学（山下敏夫理事長）は昭和３年６月に大阪女子高等医学専門学校として開設されて以来、創立90周年を迎えた。７月１日午後には、大阪市内のホテルにおいて、大学、医療・行政関係者等各界から多くの来賓を招いて、記念式典・祝賀会を開催した。
　祝賀会であいさつした同大学の友田幸一学長は、多くの関係者の支援を受け、教職員一人ひとりの努力によって今なお進化し続けていることを誇り、「10年先の１００周年には日本の医療をリードする存在として、これまで以上に社会に貢献していきたい」と意気込みを語った。
　引き続き、林芳正・文部科学大臣をはじめ、小川秀興・医学教育振興財団理事長、茂松茂人・大阪府医師会長などが来賓として祝辞を述べた。その後、記念講演の演者である山中伸弥・京都大学ｉＰＳ細胞研究所長や大学関係者、国会議員らが鏡開きを行い、秋田光彦・同大学同窓会長の乾杯で90周年を祝った。