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大阪市阿倍野区医師会

府医ニュース

2018年2月7日 第2846号

設立70周年記念講演会・記念式典

 大阪市阿倍野区医師会は設立70周年を迎え、記念講演・式典を平成29年12月2日午後、大阪市内のホテルで開催した。
 記念講演では、荒川哲男・大阪市立大学理事長兼学長が医師を目指した理由や、伯井俊明・前大阪府医師会長および菅保夫・当区医師会長との交流を交えて「不健康先進特別区・大阪は変われるか?」を講演した。
 記念式典では菅会長が、当会は昭和22年11月に設立され会員の英知を結集した尽力により70周年を迎えられたこと、プライマリケア学会近畿地方会(平成20年大阪市立大学医学部と共催)、一般社団法人化(24年4月)について振り返り、「今後も医道の高揚と医学および医術の発達ならびに公衆衛生の向上を図り、社会福祉を増進することを目的として精進し、特に高齢化対策で在宅医療を中核とする多職種連携地域包括ケアシステムへ積極的に関与する」とあいさつした。次いで来賓として茂松茂人・府医会長、寳田啓行・阿倍野区長、芥川公昭・大阪市医師会連合会長より祝辞、永年在籍者表彰(60年以上8人、50年以上5人)が行われた。最後に16年4月より4期8年にわたり尽力いただいた、亭島増彦第9代阿倍野区医師会長が表彰され、式典は終了した。
 式典終了後には、同会場で記念祝賀会を開催。岡成樹副会長のあいさつに続き、来賓の北野喜彦氏(第11ブロック代表)より祝辞をいただいた。その後、杉本浩一総会議長による乾杯の発声で開宴。伊藤喜一郎理事より総務報告がなされた後、長寿会員(米寿4人、喜寿3人、古希2人)を祝った。次いで29年度の新A会員6人のうち4人から自己紹介があった。宴の後半には、当区医師会員の大谷英一氏の令嬢らによるバイオリン2挺とピアノによる祝奏が披露され、会場は華やかで美しい音色に包まれた。最後に河島祥彦副会長のあいさつで和やかな雰囲気の中、参加した143人が病診・診々および多職種連携を推し進めると誓い、閉宴となった。
報告・写真提供
阿倍野区医師会