
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2017年6月21日 第2823号
大阪府内の多くの医師会は、大阪府医師会とともに、平成29年度で創立70周年を迎える。5月13日夕刻、大阪市大淀医師会(大西洋子会長)が大阪市内のホテルに、近隣医師会、大阪市北区長、警察、消防など関係者を招いて祝賀会を開催した。
開会あいさつに立った大西会長は、70年前、会員12人により府内で最も小さな医師会(大淀区医師会/当時)として発足以来、今日に至るまで中庸をもって和を保ち、会員・役職員が団結して会務に臨んできたことを強調した。今後も行政や関係機関、近隣の医師会と協力しながら、住民の健康を支えることで、地域づくりに貢献していきたいと抱負を語った。
来賓として祝辞を述べた茂松茂人・府医会長は、同医師会の隆盛は歴代役員・会長・役職員が一致団結して、地域に根ざした医療や各種事業を展開してきた賜物であると敬意を表した。また、人口減少の中で高齢者が増え続け、国による医療費抑制策が続くが、社会保障の充実に向けて尽力したいと述べ、府医の活動に対し更なる支援を求めた。
そして、上野信子・北区長の祝辞、波多野泉・大阪市北区医師会長の発声で乾杯が行われたのに続き、十二代会長である大西会長がガイドを務め、初代の故美延重忠会長以降、十一代会長までそれぞれの時代の医師会活動をスライドで紹介。出席した歴代会長はそれぞれ自らの任期における想い出、逸話を披露するとともに、野球、ダンス、釣りなどのクラブ活動を通じて、三師会との親交を深めてきた歳月を振り返った。会場には篠原憲次・同医師会理事がドラム奏者として参加したカルテットが奏でるメロディーが流れ、祝賀会に華を添えた。