
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
府医ニュース
2016年8月3日 第2792号
大阪市北区医師会(波多野泉会長)は6月30日夕刻、病診連携委員会の第50回開催にあたり、記念講演会・勉強会を大阪市内のホテルで実施。病院勤務医34人を含む同区医師会員63人が参加し、親睦を深めた。
司会を本出肇副会長が務め、開会にあたり波多野会長(病診連携委員会委員長)があいさつ。平成11年の病診連携委員会発足以降、病院と診療所が補完し合いながら地域医療を支えるべく、着実に進んできたとして同委員会の果たした役割を説明。本講演会をきっかけに病診連携の輪がますます丸く大きくなればと期待を寄せた。
記念講演会では、松澤佑次・住友病院長が「ワインと健康」と題して、ワインに含まれるポリフェノールと健康の関係性などを解説。宴席などでの交流は様々な病気の原因となるストレスを解消する効果もあり、適量を楽しんでほしいとまとめた。また、岡昌治氏(リーガロイヤルホテルマスターソムリエ/日本ソムリエ協会名誉会長)が「ワインと料理のマリアージュ」として講演。ワインの製造工程やワインの味や香りを引き出すグラスの特長を紹介するとともに、様々な料理との合わせ方を伝授した。
引き続き、田淵義勝副会長のあいさつと松澤氏の乾杯を合図に、「ワインと料理の勉強会」がスタート。会場では、岡氏の講演内容を参考にワインを楽しみつつ、日頃の医師会活動や診療活動について熱心に語り合う姿がみられた。
閉会にあたり米田円理事があいさつ。本講演会の盛大な開催に謝意を述べるとともに、今後も円滑に病診連携が行われるよう更なる協力を依頼した。