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新春対談
府医ニュース
2016年1月6日 第2771号
超高齢社会を迎えた我が国――平成37年(2025年)の75歳以上人口は、全体の2割に迫ると言われている。誰もが安心して暮らせる国づくり、まちづくりに向けて、将来を担う若者を育成していくことは非常に重要である。特に、医療・介護の分野では、患者や家族とじかに接する中で、学んで習得した技術を実践していかなければならない。新春特集では塩崎 均・近畿大学学長を迎え、伯井俊明・大阪府医師会長とともに、医師としての歩みのほか、医師会活動や教育などについて対談を行った(司会:阪本栄理事)。
阪本 明けましておめでとうございます。司会を務めさせていただく府医広報担当理事の阪本です。今年の新春対談では、近畿大学・塩崎均学長をお招きしました。
伯井 塩崎先生とは同い年ということもあり(編集注:昭和19年生まれの年男)、平素から親しくさせていただいています。本年もよろしくお願いいたします。
塩崎 明けましておめでとうございます。
阪本 本紙特集での恒例の質問ですが、年末年始はどのようにお過ごしでしたか。
塩崎 毎年ほぼ同じなのですが、年末に息子夫妻が東京から帰省し、久しぶりに一緒に食事をしました。また、娘達の家族も我が家に集まり、わいわいと賑やかに過ごしました。年始となる1月2日は、同窓会誌への執筆などもあり、書き初めを恒例にしています。なかなか思いどおりの出来にならない時は、翌日も筆を握ることがあります。学長に就任してからは、完成した書を大学に持参しています。今年の方針や心構えとして、年頭あいさつで伝え、額に入れて掲げています。
阪本 書にしたためる言葉はどのようなものですか。
塩崎 漢詩を参考にすることが多いですね。年末からあれこれと考えます。
伯井 私も書道をたしなみます。普段は会務に追われていますが、筆を握りますと精神的にも落ち着き、良い気分転換になりますね。
塩崎 そうですね。また、かつては、学位を取得した後輩への贈り物として、メスに漢字2文字の銘を彫り、桐箱に入れて渡していました。とても喜んでもらえたと自負しています。
伯井 素晴らしい贈り物ですね。今はメスもディスポーザブルになりましたが、料理人にとっての包丁と同じく、外科医にとってのメスはいわば「仕事の分身」です。医師として出発するにあたり、非常に良い記念になったことでしょう。
阪本 お雑煮は、どのようなものを召し上がりますか。やはり関西風ですか。
塩崎 鶏肉が入ったすまし汁ですね。新年に皆でお雑煮を食べた後、子ども達がそれぞれの家に戻ります。2日からは普段どおり、妻と母の3人の静かな生活になります。
伯井 昔に比べて正月気分は薄れましたよね。せめてもう少しのんびりしたいですが、子ども達も予定がありますから、あまり実家に長居しません。
塩崎 私は和歌山県新宮市出身ですが、正月にはさんま寿司やあじの刺身、昆布巻き寿司などが食卓に並んでいました。ご存じのように和歌山はみかんの産地ですので、夏みかんで作った酢があり、調味料として正月の保存食にも使われていました。
伯井 塩崎先生とお会いする場は、どうしても会務の席が多くなりますので、本日は普段、あまりお聞きできないこともお尋ねします。子どもの頃から医師を目指しておられましたか?
塩崎 父親の影響もあり、官僚になりたいと思っていましたが、自分の性格から「向いていないのでは…」とも感じていました。私は兄2人、姉2人の5人兄弟の末っ子として育ち、9歳上の兄は医師になりました。私が受験生の頃、近くの町立病院に勤務していたのですが、休みになると実家に戻って過ごしていました。受験勉強で大変だった私と違い、兄はのんびりしているように見えて、進路を変更しました(笑)。
伯井 しかし、現実はそうではなかった、ということですね(笑)。
阪本 塩崎先生は大阪大学医学部を卒業後、母校の助教授を経て、平成13年に近畿大学に移られました。消化器外科の専門医として臨床現場でご活躍され、特に頸部食道がんでは、発声機能を温存する手術を開発されました。
塩崎 かつては、頸部食道がんはごく初期のものを除き、喉頭(声帯)に浸潤がなくても摘出することが普通でした。患者さんの声を残すことができないかと考え、小腸を移植することで喉頭を取らない手術を行いました。しかし、喉頭を残すことはできても飲み込むと誤嚥し、うまく食事ができない。このため、最終的には喉頭を摘出せざるを得ませんでした。浸潤がない場合でも摘出してしまう点や患者さんのQOLなどを考えると、何とか声帯を温存できないかという思いは頭を離れず、耳鼻咽喉科の先生にも相談しました。咽頭と食道の間には筋肉があり、普通は狭くなっていますが、飲み込む時に広がります。その筋肉を切り取ると開いたままになるとのアドバイスをいただきました。更に、喉頭を上げっぱなしにする「喉頭挙上」という術式も取り入れるなど、試行錯誤の末、誤嚥も防げて発声機能も温存させることが可能となりました。
伯井 QOLの改善は、患者さんの精神面に大きな影響を与えます。告知を受けた患者さんにとっての光明となったことでしょう。
阪本 食道がんのうち、頸部はどのくらいあるのでしょうか。
塩崎 胸部が圧倒的に多いですね。頸部は9%程度でしょうか。
阪本 一方、研究分野では、がんの浸潤・転移に関する分子生物学的研究に取り組まれ、4年度には、「ヒト食道がんの浸潤・転移に関する因子」で日本医師会医学研究奨励賞を受賞されました。また、16年10月から20年3月までは近畿大学医学部医師会長を務められるなど、医師会活動にも積極的に携わっていただいております。本会では、23年度に医学教育功労者として創立64周年記念式典で顕彰いたしました。
塩崎 伯井会長から表彰いただきました。ありがとうございました。
阪本 また、病院長のご就任時には、教職員の就労・子育て支援の整備にも尽力されました。院内保育園「ほすぴたきっず☆ふぁーた」は、20年3月に設置されたとお聞きしています。女性医師や若手医師への環境整備の先鞭をつけられたと思います。
塩崎 当初は採算面から難色を示す声もありましたが、医師不足が叫ばれ、女性医師がキャリアを継続できるように始めました。しかし、ご存じのように、女性医師より看護師の数が圧倒的に多いため、今ではたくさんの教職員も院内保育園を利用しており、よい環境を作ることができました。
伯井 大学病院には多くの若手医師がいます。研究や臨床を通じてキャリアを重ねる大切な時期ですが、特に女性医師においては、仕事と子育てとの両立は非常に大変です。医育機関である大学に院内保育がありますと、医療従事者にとっては大きなサポートとなることでしょう。また、医師のキャリア継続は、地域医療の充実にもつながります。
阪本 病院長時代の17年9月、進行胃がんが発見されたと伺いました。当時を振り返っていただけますか。
塩崎 病院長に就任した翌年の出来事です。就任にあたり、高度先端総合医療センター(PET分子イメージング部)の導入を理事長にお願いしました。センターのオープンに先駆け、モニターとしてPET検診を受けたところ、腹部大動脈付近に腫瘍が見つかったのです。10月1日のオープンに際し、PET検診でのがん発見第一号になってしまいました。
伯井 そういうタイミングもあるのですね。病院長として第一線で頑張っておられた時期ですから、ショックも大きかったのではないですか。
塩崎 「しまった」と思いました。その年の6月頃、腰の調子が悪くてMRIを撮っており、見直してみるとがんが写っていました。
伯井 さかのぼると、そういうことだった…。
塩崎 8月末に腰を手術しましたので、「手術の影響で炎症を起こしていたのでは」との見立てもあったのですが、内視鏡で確認したら間違いありませんでした。それまでは毎年、胃の検診を行っていたのです。と言いますか、「研修医へのご奉公」の意味合いもあり、研修医に胃カメラをやってもらっていました。経験も未熟ですから、こちらがギブアップするくらい苦痛で、ベテランのスタッフに検査を代わってもらったこともしばしばです。このような感じで毎年、検診は欠かしていませんでした。しかし、病院長の就任で多忙を極め、たまたま1年受けなかったら、このような結果になってしまいました。
伯井 よく聞く話です。毎年検診していたのに、たまたま1年受けていなかったために…。
塩崎 2年前の画像はきれいでした。見逃すことのない場所ですから、検査を受けなかったことが本当に悔やまれましたね。結果は「ステージ4」でした。
阪本 その時の心境は。
塩崎 「あきらめ」の境地でしょうか。それまで、私と同じ状態の患者さんを何人も手術してきました。「切除できるだけ取る。命だけは取らない」という手術でも、患者さんはなかなか助かりませんでしたので、その時は覚悟しました。
阪本 胃をどの程度切除したのですか。
塩崎 5分の4です。
阪本 ちょうど10年が過ぎましたが、現在の体調はいかがですか。
伯井 学長として全国を飛び回っておられるのですから、予後は良好ということでしょう。
塩崎 自分ががんを最初に確認したので、当時はまずスタッフを全員集めました。覚悟を決めて、「1年もたないと思う。1年は一生懸命やるから、言うことを聞いてほしい」と伝えましたね。
伯井 大阪府内には5大学に医学部が設置されています。近畿大学における医学部設立は昭和49年で、歴史的には5大学では一番新しいのですが、大阪南部唯一の大学病院として、その役割も非常に重要です。先ごろ、病院の泉北ニュータウンへの移転が決まりましたが。
塩崎 ひとつは耐震構造の問題です。災害拠点病院として、震災には救急医療の拠点となるべき病院で、自院の患者さんの診療もままならなくなるような事態はあってはならないことです。しかし、耐震工事だけで当時約6億円のコスト試算となりました。また、アクセスの問題などもあり、建て替えを決定したのですが、場所探しには本当に苦労しました。最大の課題は二次医療圏のことで、なかなか適当な場所が見当たらず、これを解決するのに5年かかりました。特例として認めていただき、最終的には大阪府知事を交えて決定しました。伯井会長にもすぐに報告に伺いました。現在でも来院患者の6割を堺市民が占めていますが、現病院のある大阪狭山市においても、300床の病院で運営を継続いたします。
阪本 最近、「近畿大学」の名前をマスコミなどでもよく見かけるようになりました。私も「近大マグロ」を食べましたが、天然ものとそん色なく、とてもおいしくいただきました。また、大学だけでも3万人を超える学生がおられます。入学志願者数が全国一になったとお聞きしました。
塩崎 よく言われるのは「マグロ効果」です。確かに、「近大マグロ」のお店を出したことが、知名度アップにつながったと思います。もうひとつは、入学願書の出願を紙からインターネットに変更したことです。入学願書の書類を積み上げると、東京スカイツリー3本分の高さに相当しますから、それだけの紙を節約できることになります。また、事務処理上も大いに役立ちました。紙媒体ですと記入漏れが生じますが、インターネット出願ですと、入力漏れを防ぐことができます。
阪本 なるほど。
塩崎 これに伴い、受験料の引き下げも実施しました。インターネット出願を始めた当初は、紙での出願も併用していたのですが、実際は数えるほどでしたね。
伯井 いずれは全国的にそのような流れになるでしょうね。
塩崎 また、「大学日本一」と言いますと、民間企業からの受託研究件数――これも国公立、私立含めて近畿大学が1位です。大学本部のある東大阪市と同じく、中小企業や町工場が多い東京都大田区において、大学の最新の研究シーズを発表する催しを行ったところ、大きな成果がありました。入学志願者数の増加要因は、関東圏(東京・千葉・神奈川)からの志願者が増加したことも大きいですね。
阪本 最近の学生気質についてお教えください。
塩崎 近畿大学の建学の精神は、「実学教育」と「人格の陶冶」です。前者はある程度目に見える形――「近大マグロ」に代表されるほか、様々な研究分野で具現化できていると考えます。後者についてはいかがでしょうか。現在、どんどんIT、機械化が進んでいます。医療においても更に技術は進歩するでしょう。しかし、一番大切なことは、人格すなわち「心」です。我々も心の教育をあまりしてこなかったのではないかと自戒しています。これは医学部に限らず、全学生に通じることですが、原点に戻り、考えなければなりません。
伯井 人の命を預かることになる医学部生にとっては、とりわけ大切なことです。
塩崎 面接で「どんな医師になりたいか」と尋ねると、皆一様に、「患者さんの痛みの分かる医師になりたい」と答えます。
阪本 面接の対策ができているのですね。
塩崎 「では、心の痛みが分かる医師になるためには、どういうことをしたらいいか」と聞いたら回答できない。しかし、私達は若い頃、常にそのことを考えながら患者さんと接していましたよね。
伯井 医師の世界で一番大切なことです。大学教育に期待するところは非常に大きいです。医師を育成するだけでなく、「人間」を育てていただきたい。
塩崎 そうですね。ただ、大学教育だけではなく、日本全体の問題でもあります。個人的には、心を養うには先達の偉人の本を読むことが大切だと考えます。そうは言ってもなかなか読んでもらえませんが。医学部の入試では国語が必須ですが、概ね苦手です。自身の経験を踏まえますと、読書で国語の成績がアップしましたね。グローバル化に対応し、「世界で通用する人間」を育成することが、我々にとっても大きな課題でもありますが、単に英語だけできれば十分というわけではありません。しかし、入試の段階で振り分けることは難しく、やはり大学に入ってからの教育も重要であると教員にも伝えています。学生を数年間預かるのですから、その間に変えていくことが教員の責任でもあります。
伯井 その間の人間教育が重要ですね。
阪本 医学部生における女性の比率も3割を超え、今後も女性医師の増加が見込まれます。
塩崎 女性の医学部生はまじめで優秀ですね。医師不足と言われる要因のひとつに、女性医師の増加があります。先程もお話に出ましたが、医師としてのキャリアを継続できる取り組みは不可欠です。働きやすい環境づくりはもちろんのこと、抜本的な対策も必要です。
阪本 個人的な見解ですが、医療現場は現在、複数での分担が基本です。結果的に、それが現場の人手不足につながっているように感じます。
塩崎 そうですね。「医は仁術なり」と言いますが、かつては、時間の制限もなく身を粉にして働いていたものですが、根本的に考え方を変えていかなければいけない面もあるでしょう。一方で、昔に逆戻りすることは、教育の面からも難しいと思います。
伯井 時代の流れがありますからね。現実に即した対応も重要です。
阪本 府医会員の約半数は勤務医です。勤務医についてはいかがお考えですか。
塩崎 医師としての意識が責任感・倫理観を含めて薄い方もいることは否めません。開業医は、自院の責任は当然自分が負うことになりますが、病院勤務医はそうではありません。残念ながら患者さんとのトラブルとも無縁ではありません。近大病院でも患者さんの投書箱を設置していますが、「医師とは思えない」などの意見も見られます。
伯井 医師会長としての立場から言いますと、政治への無関心にも共通するものを感じます。医療制度等は政治の場で決定されることを理解していただきたい。診療報酬においても、そこに至るまで様々な折衝を経ています。まず、医師会に参画し、耳を傾けてほしいと思います。
塩崎 そうですね。仕事が多忙ということもあるのか、関心は薄いですね。それから、収益――勤務医は自分の医療行為を直接請求しませんから、その辺りにも疎い側面があると感じます。世の中の側面を表していると言いますか、無関心な層が増えている一方、無関心でも生きていける世の中がつくられてしまっています。
伯井 開業医もそうです。もっと危機感を持ってもらいたい。
塩崎 私の病気のことですが、当時、本当に様々なことを考えました。「余命1年」と思っていましたから、自分自身もあきらめたし、そのことを周りにも伝えました。しかし、人間というのは1週間経つと変わるものですね。私は、「今まで(自分と同じ程度の患者さんを)助けることができなかったのに、このまま同じ経過をたどっていいのか」とずいぶん思い悩みました。また、患者さんにがんを告知し、治療法を伝えたとしても、患者さんは非常に動揺しておられますから、十分に理解されていないのではないか。1週間待ってもう一度説明することも大切なのではないかと思い始めました。
阪本 がんと告知された方の心の動きを見てみますと、「否定→受け入れ→不安・抑うつ→受け入れ」という、気持ちの流れはありますね。
塩崎 命と直結していますからね。
伯井 現在は早期発見、早期治療で克服できることもありますが、やはり「がんイコール死」というイメージがあります。
塩崎 ですから、昔は本人に告知すべきでないとの考えもありました。しかし、人間には強い面があると身をもって経験しました。1週間経つと、「ちょっと待て。今まで誰もやっていない治療法をやってみよう」と、気持ちに変化が生じましたね。うまくいけば、今後の医療にも大きな道筋となりますから。
阪本 そうですね。
塩崎 欧米では腺がんの食道がんが多く、この場合、放射線治療と化学療法が有効です。私の胃がんで、これを試みました。つまり、胃がんではこれまで行っていなかった放射線治療に加え、抗がん剤を手術前に使用することで、がんを徹底的に叩いたのです。この併用でがんが消えました。その後、1歳下の後輩に手術してもらいました。手術しないとがんが残っているか分かりませんからね。その際、リンパ節も全部摘出しましたが、「ひょっとしたら助かるのでは」と思いました。
阪本 冷静に考えられたのですね。
塩崎 がんの告知をしたら1週間後にもう一度説明することが大切――すごくいい勉強になりました。
伯井 塩崎先生のことは昔から存じていますが、非常に温厚で人柄も良く、立派な方です。神様が「命を取ってはいけない」と助けたのですよ。がんを克服され、様々な活動を通じて社会に還元されるのですから、大変価値があります。
塩崎 伯井会長にそうおっしゃっていただけると嬉しいですが、当時は1カ月で体重が15キロも減りました。
阪本 大きな関心事である「2025年問題」ですが、同年に大学では創立100周年を迎えるそうですね。最後に医師会への期待やメッセージをお願いします。
塩崎 これから高齢化が更に進みますが、医師としての役割を今一度考えるべきでしょう。医師の在るべき姿を責任感、倫理観も含めて、きちんと示していかなければならない。難しい問題ですが、医師会および医学教育に携わる者を含めて、医師としての適性――点数や偏差値偏重の現状でいいのかなど、きちんと考えた上で、医師をもう一度教育することが大切でしょう。
伯井 卒後教育は医師会の大きなファクターです。確かに、一部の医師がトラブルを起こすこともありますが、これをかばうことは世間が許しません。医師会が襟を正し、厳しく対処するなど、自浄作用の取り組みも必要です。
塩崎 一般的な感覚だと、「医師会が医師をかばっている」など、医師会の本来の在るべき姿とは異なるイメージがあります。非常に誤解されているのが残念です。
伯井 医師個人の評価が高くても、医師会となるとイメージが良くない。昔からその課題はありますが、国民の理解を得られるよう、我々も襟を正すことが肝要ですね。本日は、ありがとうございました。