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医師・医療関係者のみなさまへ

将棋部だより

兵庫県医師会との対抗戦 実力伯仲の戦い

府医ニュース

2014年11月5日 第2729号

 10月12日に、神戸市立兵庫勤労市民センターで行った。超大型の台風19号が接近しつつあり、1日違いで開催できたのは幸運であった。朝の神戸は晴れていたが、夕方になると、空は雲に覆われ、風が吹き始めた。
 府医チームの参加者は8人。兵庫県チームには、顧問でプロ棋士の酒井順吉七段が選手として参加されたが、それでも7人だったので、酒井プロには2面指しをお願いした。4回戦を行い、チーム成績は4―4、5―3、1―7、4―3であった。4回戦の対局数がひとつ少ないのは、疲労のために指せなくなった者がいたためである。チーム成績は2勝1敗1分で府医チームの勝ちだが、全勝敗数については14勝17敗で負け。今回は初めて、引き分けと判定することにした。実力が伯仲した熱戦だった。府医チームで勝ち越せたのは、東森五段(平野区)だけ。酒井プロに勝てたのは、手島七段(和泉市、角落)、青谷三段(高槻市、2枚落)、準会員六段(角落)の3人であった。他の参加者は、松村六段(池田病院/東大阪市)、樋口六段(吹田市)、伊藤和五段(成人病センター)、伊藤昭三段(大阪警察病院)だった。
 将棋は勝てれば幸せになれ、負ければそれを心の糧にできる。マラソンの中村清監督は「一寸先は闇ではあるが、光でもある」と瀬古利彦氏達に教えた。我々も闇の中をさまよう覚悟をした上で、勝利を目指してこれからも戦いたい。
 入部をお望みの方は、いずみがおかメンタルクリニック(電話0725―56―2727)の手島までお知らせください。
報告 手島 愛雄(和泉市)