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府医ニュース
2014年10月1日 第2726号
今夏、娘と二人で山陰地方を旅行しました。お天気も良く、美味しい物を食べ、駅前温泉でしたがともかく温泉にも入り、「何もトラブルもなく旅行を終えられそうやね」と言いながら、JR松江駅から出雲空港行きのバスに乗っていたその時、忘れ物に気付きました。
JR松江駅のコインロッカーにバッグをひとつ置き忘れてきました。コインロッカーを開けて荷物を取り出したのですが、手前にあった大きい方のバッグだけ取り出し、その奥にあった小さい方を取り出すのを二人とも忘れていたという、ご丁寧な忘れ方と言うか、ハッキリ言って間の抜けた忘れ方です。衣類やおみやげ、それに職場から旅行に直行した娘の仕事に必要な物が入っていました。
バスが出雲空港に着いたら、さっそく松江駅に電話しました。電話に出た駅員さんは、あわて気味なおばさんの電話に丁寧に応対してくれ、ロッカーの番号を覚えていたのでそれを告げると、面倒くさがる様子もなく見に行ってくれました。幸い荷物はそのまま残っていて、自宅に送ってくれることになりました。到着希望時間帯も聞いてくれて、翌日夜には荷物が到着し、無事一件落着。
自慢にはなりませんが、ン十年の電車通勤生活でも、何度も忘れ物や落とし物をしました。傘が多いですが、定期券、買ったお惣菜、クリスマスケーキもありました。ちゃんと数えたわけではないですが、印象としては8割ぐらいは戻ってきました。私も結構しつこく捜したり、取りに行ったりしましたが。終了時刻間際の地下鉄の忘れ物センターに駆け込んだことも何度かあります。
自分の迂闊さは棚に上げて言うのですが、これからも日本が「忘れ物が戻る国」であり続けて欲しいと思います。(瞳)