医師国保　臨時組合会を開催

次期就任役員を選定

　大阪府医師国民健康保険組合（理事長＝伯井俊明・大阪府医師会長）は、６月12日午後、府医会館で次期就任役員選挙のための臨時組合会を開催した。
　開会のあいさつで伯井理事長は、国保組合に対する補助金削減に触れ、同組合が在続を含めた厳しい状況にあるとの認識を示した。
　組合会は、恒例により出席者中最高齢の中村満次郎氏（北区）を仮議長に議事が進められ、推挙により伊藤徹夫氏（新・枚岡）を議長に選出。続いて伊藤議長の下、副議長に武田温裕氏（新・八尾市）が互選された。両氏の任期は同日から平成28年４月30日まで。
　次いで、役員選挙が行われた。今回、理事（理事長を含む定数11名）に11名が立候補。同組合の選挙規程では、「理事長は府医会長が務める」となっているため、理事長以外の理事枠10名を巡り、34年ぶりの選挙となった（開票結果は別表）。監事は定数内の立候補であり、杉本睦子氏（再・阿倍野区）、榎本剛夫氏（再・大東四條畷）、堀古民生氏（新・和泉市）を無投票で選任した。なお、理事・監事の任期は平成26年７月１日から28年の府医決算に関する代議員会終結時まで。

理事選挙結果

山崎勝彦（―・岸和田市・５票）
秋田光彦（再・守口市・59票）
白江淳郎（再・藤井寺市・59票）
八幡雅志（再・都島区・57票）
海野勝利（再・平野区・59票）
豊田紘生（再・淀川区・59票）
山田晃久（再・松原市・59票）
高井康之（新・豊中市・59票）
長　　等（再・堺　市・58票）
西部俊三（再・茨木市・59票）
廣瀬一史（再・高石市・57票）

　候補者は届出順。敬称略。カッコ内は再任・新任の別、地区、得票数。