
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2014年5月7日 第2711号
高槻市医師会看護専門学校(丸山俊郎学校長)の新校舎が竣工し、4月5日午後、竣工式・内覧会とともに祝賀会が行われ、約200人が出席。テープカットには、飯田稔・同市医師会長(中央)をはじめ、高槻市・島本町の首長・議会関係者が参列した。
新校舎は旧校舎の南側敷地に地上3階建(延面積2295㎡)の建物で、正面の壁面角に丸みを持たせ純白のタイルで包み込んだ印象的な外観。学生が過ごす2・3階は、中央部に自然光が差し込むよう設計されるなど、明るくのびやかな空間がひろがっている。また、災害時には近隣の避難拠点になることも想定されており、建物強度の高度化が施され、備蓄品が保管されている。
同校は昭和46年に准看護学院としてスタート。これまで約2500人の看護職が育ち、その多くが地元の医療機関に勤務している。現在は准看護学科90人、看護学科120人が学んでいる。
祝賀会で飯田会長は、高槻市人口の高齢化率が25%を超えており、専門性の高い医療サービスの提供がますます求められることから、看護教育の充実に努めたいとあいさつ。また、齋田幸次・大阪府医師会理事は伯井俊明会長の祝辞を代読。看護学校の運営が更に厳しさを増す中にあって、新校舎建設に取り組まれた関係各位に敬意を表するとともに、行政関係者に向け、医師会立看護学校の意義を強調し、一層の支援を要請した。