
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2026年10月28日 第3160号
大阪府医師会は8月30日午前、府医会館で令和8年度第1回感染管理区域で従事する医師・看護師のための研修会を開催。本研修会は、大阪府による「大阪府医療提供体制構築訓練等事業」の一環として、大阪大学感染症総合教育研究拠点の協力を得て3年度より実施しており、当日は医師や看護師約40人が参加した。
はじめに、笠原幹司理事があいさつ。感染症はいつ・どのような形で流行するか予想がつかないと指摘しつつ、新型コロナウイルス感染症への対応で得た教訓を踏まえて、すべての医療機関が迅速かつ確実に医療を提供できる体制を構築していく必要があるとして、感染症対策への理解を深めてほしいと呼びかけた。
続いて、忽那賢志氏(大阪大学医学部附属病院感染制御部長・教授)が登壇。新興感染症の流行に備えて、まずは基本的な感染対策・標準予防策をしっかりと身に付けることが極めて重要と力を込め、本研修会の成果に期待を寄せた。
講義では、川波美由紀氏(大阪急性期・総合医療センター感染管理認定看護師)が、個人防護具(PPE)選択の考え方や着脱の方法を解説した。
その後、参加者は4グループに分かれ、▽手指衛生(タイミング・実技)▽PPE▽環境整備――を実技実習。ブラックライトに照らされた汚染箇所を確認しながら、感染を広げないためのポイントなどを学んだ。また机上演習では、「発熱外来での感染症対策」をテーマにグループディスカッションを展開。終了後には、受講者全員に修了証が授与された。