
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2026年10月21日 第3159号
大阪府医師会・府医勤務医部会・日本医師会主催による「研修医・医学生等をサポートするための会」が8月1日夕刻、大阪市内で開催された。多くの医師が将来直面する〝勤務医を継続するか開業するか〟という選択について、若いうちから自身の将来像を具体的に考える一助となることを目的として、「開業医と勤務医、それぞれの道」をテーマに実施され、研修医や医学生約25人が参加した。
総合司会を細井雅之・府医理事(府医勤務医部会副部会長)が務め、はじめに茂松茂人・日医副会長があいさつ。最近の医療情勢について触れるとともに、医師会は医師の代表として、より良い医療制度の構築と、国民の命と健康を守るために活動していると力を込めた。また、幸原晴彦・同部会副部会長は、医療を取り巻く環境は大きな転換期を迎えていると指摘し、現場で働く医師の声を制度に反映させていくことが重要であると述べ、同部会への活動に理解を求めた。
引き続き、澤井寛明・U40OSAKA勤務医部会委員と杉本圭相・府医勤務医部会常任委員がファシリテーターを務め、パネルディスカッションが行われた。まず、開業医の立場から、吉田陽子氏(吉田医院長/よしだクリニック副院長)、川邉正和氏(かわべクリニック院長)、森田恭平氏(森田呼吸器アレルギークリニック院長)が登壇し、開業するきっかけや開業医としての働き方、経営者としての苦労などを講演。勤務医の立場からは、山崎祐子氏(泉大津急性期メディカルセンター糖尿病・内分泌科部長)、韓昌勲氏(長吉総合病院整形外科副部長)、赤澤仁司氏(奈良県立医科大学附属病院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教)が、勤務医としてのキャリア形成や育児との両立に向けた工夫などを語った。
参加者は各テーブルで府医役員、府医勤務医部会役員、先輩医師らとグループディスカッションを行い、自身の今後のキャリアに思いを巡らせた。講演した6人のパネリストには、▽医局に所属した場合の勤務先の選択▽産前産後休業・育児休業中の生活▽医師同士の結婚の良い点――など、率直な質問が投げかけられ、それぞれ丁寧に回答した。
最後に、笠原幹司・府医理事が日医ドクターサポートセンター事業を紹介。一人ひとりの事情や希望に合わせた働き方の実現に向け様々な取り組みを展開していると述べ、いざという時の活用を呼びかけた。
第2部では懇親会が催された。藤本康裕・府医勤務医部会副部会長による乾杯の発声で歓談に移り、参加者は世代を超えて交流を深めた。