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医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース

2026年9月30日 第3157号

 ◆昨年、サッカーの試合では選手がボールに密集し、ぎこちない動きで全員転倒、担架で搬送される姿は滑稽で愛らしくもあった。今年は、しなやかで迫力さえあるダンスや演武に感心させられ、陸上100メートル走では人類の世界記録を超え脅威にも感じた。中国で開かれた世界人型ロボット運動会である。
 ◆完全自律型ロボットの技術の急速な進化に伴い、それに抱く感情も変化する。かつてロボット工学者の森政弘氏は「不気味の谷」という概念を提唱した。ロボットが人間に類似する段階では好感度が上がるが、似すぎると急に不気味に感じる現象である。
 ◆医療AIは画像診断支援やゲノム医療、問診システムなど領域ごとに特化した高度なツールとなっている。今、これらを集約化し医療現場の効率化を目指すAIホスピタルの実装が進んでいる。
 ◆医療AIの進化はカオスでツールで収まるのか。AIホスピタルの行き先は、すべての能力を持つ人型ロボットのAI先生が主力かも知れない。医療の近未来に向けて不気味の谷を感じる。(誠)