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医師・医療関係者のみなさまへ

台湾・台北市と桃園市の両醫師公會との懇談

府医ニュース

2026年8月19日 第3153号

創立100周年を記念し台北市醫師公會幹部らが来阪

 大阪府医師会は5月21日午後、台湾にある台北市と桃園市の両醫師公會幹部の来阪にあわせ、府医会館で懇談会を開催。府医執行部らが交流を深めた。台北市醫師公會にとって、今年は創立100周年を迎える節目の年となる。これを記念し、隣に位置する桃園市醫師公會とともに、1981年から姉妹提携関係にある府医を訪れた。
 懇談会は、阪本栄副会長の司会で進行し、加納康至会長があいさつ。台北市醫師公會との交流は約20年振りと語り、来阪を歓迎。医療を取り巻く共通の課題も多いとし、今回の交流が両地域の医療水準のさらなる向上につながることに期待を寄せた。邱泰源・台北市醫師公會名誉理事長(前台湾衛生福利部長)は、災害時の連携をはじめ日頃の支援に謝意を表明。洪德仁・同醫師公會理事長は、特に高齢者の健康づくりについて知見を得たいと力を込めた。また、呉家淦・桃園市醫師公會理事長は、府医は多くの面で先進的だと評し、介護保険などに関する学びを持ち帰りたいと語った。
 続いて、意見交換では、はじめに台湾側から「介護保険制度」「健康増進法」をテーマに、邱・台北市醫師公會名誉理事長、洪・同醫師公會理事長、呉・桃園市醫師公會理事長がそれぞれ講演した。現在進行中の「健康台湾」プロジェクトの下で進む「健康台湾深化計画」などを中心に、取り組みの詳細が伝えられた。これを受け、前川たかし理事は、台湾は日本より早いスピードで高齢化と少子化が進んでいることを認識したとし、台湾のスピード感ある対応を評価。介護予防や介護保険制度において、しっかりと計画されており感銘を受けたと語った。栗山隆信理事(当時)は、日本の健康増進法に触れ、特定健康診査などを通じた発症予防や重症化予防などの重要性を強調。特定健診の受診に連動したインセンティブとしての「アスマイル」を紹介した。高齢化対策や健康づくりのほか、少子化問題にも話題が及び、活発な意見交換がなされた。