TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

本日休診

南海6001系

府医ニュース

2026年8月5日 第3152号

 通勤に毎日電車に乗っていると、鉄ちゃんでもないのに、将来注目されそうな電車が分かる。多分この車両、引退する時は新聞記事になり、撮り鉄達が、最後の引退運転でホームに入って来た時には、フラッシュを浴びせるのであろうと想像する。
 鉄ちゃんには釈迦に説法になるが、南海電車の6001系は、錆びないステンレスの地肌を出してキラキラ光っている。この車両だけ色が違うというのも異様だが、乗り心地はそれほど悪くないし、1枚片開きドアは、もはや重要文化財級だが、走行中に開いたこともない。昭和37年製造は64歳だから、来年くらい定年でお蔵入りになるのだろうか。ステンレス製は清潔感があって、手術器具のような無菌的外観は、何度もスクラップの波を掻い潜ってきた擬態かもしれない。
 特に高野線は外国人観光客が多いので、高野山直行のレトロ特急電車としてふさわしいから、動態保存される可能性は大ありだ。だとしたら現役引退する前に乗っておかないと、指定料金を取られる羽目になる。(晴)