
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2026年6月24日 第3148号
令和7年12月3日付(第3128号)および12月17日付(第3129号)の府医ニュースを拝読しました。両号を通じて強く感じたのは、制度変化と現場課題の狭間で大阪府医師会が一貫して「現場の声を社会につなぐ役割」を果たしている点です。
医療DXや制度改正への対応、地域医療を支える人材確保・連携の議論は、いずれも机上論ではなく、日々の診療の実感に即した内容であり、大きな安心感を覚えました。特に、印象的だったのは、地域包括ケアや在宅医療に関する継続的な取り組みが紹介されていた点です。超高齢社会の中で「治す医療」から「支える医療」への転換が求められる中、府医が多職種連携や地域全体での支援体制づくりを重視している姿勢は、大阪の医療の底力を感じさせるものでした。
一方、制度や施策の情報が依然として医療従事者向けにとどまり、住民や患者に十分に届いていない印象も受けました。医師会が蓄積してきた知見や現場感覚を、より分かりやすい形で社会に発信することで、医療への理解と信頼はさらに深まると考えます。
厳しい医療情勢が続く中でも、現場に寄り添い、行政や国に対して発信を続ける府医の姿勢に、医療モニターとして心から敬意を表します。今後も大阪の地域医療を支える中核として、力強いリーダーシップを発揮されることを期待し、応援しております。
(北区・医療モニター)
大阪府医師会医療モニター制度とは、会務の運営と医道の高揚に資することを目的に昭和56年に設置。医師会外のモニターから医療に関する指摘・提言などを求めている。