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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪府内科医会 第27回市民公開講座

府医ニュース

2026年6月24日 第3148号

早期発見のためがん検診の受診を

 大阪府内科医会(泉岡利雄会長)は3月20日午後、大阪市内で第27回市民公開講座を開催。約60人の府民が参加した。

 開会にあたり泉岡・同医会長があいさつ。今回のテーマである「がん検診」について触れ、病気を早期に発見することは大切だが、最近は予防医療の重要性も注目されていると述べ、本公開講座などを通じて府民とともに考えていく機会を設けていきたいと語った。
 はじめに、「知ろう受けようがん検診――あなたとあなたの大切な人のために」と題して藤田聖子・同医会理事が講演した。藤田氏は、2人に1人ががんになるが、がん検診を受けることで、がんによる死亡を減らすことができると説述。その上で、厚生労働省が推奨する5つのがん検診、▽胃がん▽子宮頸がん▽肺がん▽乳がん▽大腸がん――を中心に解説を加えた。さらに、検診結果が「要精密検査」であった場合に、「がんが見つかったら怖い」「自覚症状がない」などを理由に精密検査を受けない人も少なくないと指摘。「要精密検査」と言われても、実際にがんが見つかる人はわずかであり、早期発見・早期治療を重視して、過度に怖がる必要はないと呼びかけた。
 その後、泉岡・同医会長と外山学・同医会副会長の司会によりパネルディスカッションが実施された。講師を務めた藤田氏に加え、上田豊氏(和歌山県立医科大学医学部先進予防・健康医学講座教授)、本田多嘉子氏(大阪府薬剤師会理事)、柳生隆一郎・同医会理事がパネリストとして登壇。参加者から事前に集めたアンケートを基に、パネリストがそれぞれの立場から見解を述べた。