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第32回日本医学会総会2027 事前の参加登録を

府医ニュース

2026年6月24日 第3148号

澤副会長が会頭 20年ぶりに大阪で開催

 第32回日本医学会総会が令和9年4月22~25日を会期に大阪・中之島エリアを中心に開催される。テーマは「医学のレジリエンス~みらいへの挑戦と貢献~人生100年時代をどう生きるか」。本総会が大阪で開催されるのは平成19年以来20年ぶりで、澤芳樹・大阪府医師会副会長が会頭を務める。令和8年5月15日夕刻には大阪市内のホテルで決起集会が開かれ、関係者が一堂に会し本総会の成功に向けて機運を高めた。

 会頭を務める澤副会長に続き、熊ノ郷淳・副会頭(大阪大学総長)および坂田泰史・準備委員長(大阪大学医学部附属病院長)があいさつ。熊ノ郷氏は、本総会は大阪だけでなく全国の大学や医師会が一体となり開催していくことに意義があると語り、日本医学会のさらなる発展を祈念した。また、坂田氏は、4年前に発足した準備委員会を振り返り、開催まであと1年を切った中でプログラムも充実したものになったと強調。医学だけでなく、働き方など様々な視点で考えるプログラムを企画していると述べた。
 引き続き、同総会副会頭の一人である加納康至・府医会長が乾杯の発声。加納会長は、府医が企画するプログラムも構想中と明かし、本総会を通じて医師会と医学会の連携をより強固なものにしていきたいと力を込め、杯を上げた。

うめきたエリアでは市民展示も企画

 なお、学術展示に先駆けて令和9年3月20~28日には市民展示「いのち健康みらい博2027――いのち輝く、その先へ。」が大阪ステーションシティ(JR大阪駅)、梅田駅、うめきたエリアで実施される。市民展示は入場無料となっており、最新の医療技術とヘルスケア、これからの暮らし方などを「見て、ふれて、感じて、考える」催しが多数企画される。

医学のレジリエンスを示す
会頭 澤 芳樹・府医副会長

 日本医学会総会は、明治35年以来4年ごとに開催され、120年以上続く伝統ある学術集会だ。大阪での開催は、43年の第3回(青山胤通会頭)をはじめ7回目となる。今回私が会頭という大役を仰せつかることとなったのは誠に光栄であり、歴史ある医学会総会の名に恥じないよう全力を尽くす所存だ。
 人類は新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを経験し、その危機を乗り越えてきた。この地球規模の経験を基に、より良い未来を築くことが現代人の使命であると考えている。人類が地球上でこれほど進化してきたのは〝弱さ〟を〝強みに〟変え、レジリエンス、すなわち「危機を生き抜く知恵」を蓄え築いてきたからである。人類が未来に向かって歩み始めた今、医学のしなやかさや復元力である「レジリエンス」をテーマにすべきと考えた。本総会を通じて医学のレジリエンスを示すとともに、「未来への挑戦と貢献」についてともに考える場としたい。

特別プログラム

会頭講演
 澤  芳樹(大阪大学名誉教授、大阪けいさつ病院総長)
日本医師会長講演
 松本 吉郎(日本医師会長)
日本医学会長講演
 門脇  孝(日本医学会長)
特別講演
 岸本 忠三(大阪大学名誉教授)
 山中 伸弥(京都大学iPS細胞研究所名誉所長・教授)
 山極 壽一(人間文化研究機構総合地球環境学研究所長)
 中村 祐輔(医薬基盤・健康・栄養研究所理事長)
 石黒  浩(大阪大学大学院基礎工学研究科石黒研究室)
 自見はなこ(参議院議員・医師)
 安藤 忠雄(安藤忠雄建築研究所)
 松尾  豊
 (東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター)
 柳沢 正史(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長)
 坂口 志文
 (大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授)

※各講演者の敬称略。上記は、令和8年4月22日時点の内容。今後、プログラムの追加・テーマ等変更の可能性あり。上記以外にも、招請講演や会頭特別企画など多くのプログラムを企画している

参加登録はホームページから
事前登録で参加費が割引

 参加登録費が割引となる事前登録は令和9年4月8日正午まで。主な参加登録区分や金額などは、本総会ホームページ(https://isoukai2027.jp/registration/index.html)を参照。詳細は本総会参加登録デスク/㈱コングレ内(050―1723―0076/平日午前10時~午後5時)まで。