
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ

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府医ニュース
2026年6月17日 第3147号
◆岩湧山の裾に河内長野市立滝畑民俗資料館。80年代にダム建設で水没する滝畑地区の民俗民家など、市民の文化財として保存する。茅ぶき民家棟は、「妻入横割型」。囲炉裏、薪風呂など、亡父の生家をなつかし想い出す。
◆バブル期、社会インフラの整備に伴い、各地でふる里の暮らしの保全、伝承に、博物館伝承館が立ち上げられた。バブル期前後で、全国2千施設が、5千と倍増している。旅行の折、その地の民俗に触れることが楽しい。
◆バブルの終焉につづき人口減が迫る。ことに、都市部以外では数十年で半減するという。人口減が厳しい自治体では、博物館・民俗館の維持が難しくなる。各地で固有の民俗の伝承を絶やさない縮小のプロセスの検討・実現が課題であろう。
◆新地域医療構想の主眼は、大胆な病床削減である。急減な人口減を迎えるにあたっては、やむを得ないかもしれない。人々の安心とその人らしい暮らしを守った上での減少を達成したい。心豊かな暮らしに、民俗の伝承を絶やしてはならないと望むように。(翔)