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離島

府医ニュース

2026年5月20日 第3144号

 約30年前から、離島巡りをしています。GWやお盆期間、暖かい地方には年末年始も利用して行きました。
 今年のGWには五島列島に行きました。これで北は利尻島・礼文島から南は与那国島まで、国内の主な離島にはほぼ行ったことになります。
 現地でレンタカーを借りて移動することが多いのですが、ハイシーズンであっても集落を出るとほとんど人も車も通っていません。有名観光スポットには観光客がいますが、混雑には程遠いです。海と空と断崖絶壁、私達家族以外は人がいないという風景を多く見てきました。与那国島の東端の東崎(アガリザキ)には、与那国馬もいましたが。
 なぜ離島巡りをしているのか。日常と離れた所に行きたい思いやそれぞれの離島の特徴や文化への興味もありますが、私はとりわけ海と空と断崖絶壁に惹かれているのかもしれません。
 荒天のための飛行機やフェリーの欠航にも遭遇しました。シャッター街となった商店街も見ました。もっとも最近は本土もシャッター街が増えていますが。「離島振興法」により、補助金を出して移住者を増やすなどの方策がとられているようです。
 大阪で暮らしていると国境を意識することはありませんが、対馬や与那国島に行くと、自然豊かで一見のんびりしている中にも国境の島であることを意識します。
 小椋佳作詞の「落書Ⅲ」という歌の歌詞に「一時間もすればあきてしまう自然を賛美し」という一節があります。私は休みに離島を楽しんでいますが、自分がこの歌詞のようになっていないだろうかと考えます。(瞳)